若手労働者は疲れている…

朝日新聞が労働調査協議会の調査として報道したところによると、民間企業の若手男性社員の場合、仕事がある日の生活時間は、通勤1時間34分、勤務11時間16分、睡眠6時間37分だったそうです。女性の場合も、勤務時間は10時間3分といいます。民間大企業を中心とした34歳以下の労働組合員を対象にした調査で、この結果。1日の勤務時間が10?11時間! 文字どおり『資本論』的世界が、日本ではいまだに当たり前。「1日8時間」の労働基準法の規定はどこへいってしまったのでしょう?

労働調査協議会記者発表ニュース

記事では、他にも「時間をかければよい仕上がりや成果が出る」と考えている人は4割、成果主義のもとで実際の仕事の評価に納得している人は4割弱、若者が人材として育てられていると実感できている人は3割台などという結果も紹介しています。さらに、「以前と比べて疲れやすい」7割、「イライラする」8割など、ストレスがかなり強まっていることを示すデータも。「雇用流動化で生活設計が立たない」53%、「自分の収入では生活を維持できない」57%、「人生のパートナーに出会えない」46%という数字は、かなり深刻な事態を表わしています。

同調査は、UIゼンセン同盟、電機連合、基幹労連、ゴム労連、JEC連合、化学総連、 私鉄総連、運輸労連都連、サービス・流通連合、NTT労組、国公総連、全逓、自治労、日教組の14単産・単組の34歳以下の組合員1万人を対象に、2003年11月?2004年2月にかけて調査を実施。中間結果は、そのうち5165人を抽出してまとめられたもの。今秋に本報告が出される予定。

作成者: GAKU

年齢:50代 性別:男 都道府県:東京都(元関西人) 趣味:映画、クラシック音楽、あとはひたすら読書

1件のコメント

  1. すみません 聞きたい事がありまして 自分は今月31日で会社を退職します 12月に賞与がありまして 就業期間分の賞与はやはり 貰えないのでしょうか?有給も10日程あります

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