この間、読んだものについてあれこれ(2)

『<帝国>を考える』(的場昭弘編、双風舎刊)という本を、たまたま本屋で見つけてぱらぱらめくっていたら、日本近代経済史の中村政則氏がこういうことを書いているのを見つけました。  ……多分、冷戦崩壊後の1990年代になってか… 続きを読む この間、読んだものについてあれこれ(2)

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カテゴリー: 読書

この間、読んだものについてあれこれ(1)

桐野夏生のブーム再来です。 土曜日、外仕事へ行くので分厚い本は持って行けないということで、『錆びる心』(文春文庫)を持って出かけました。短編集で、こういう空き時間にちょこちょこっと読むには便利です。解説(中条昌平氏)にも… 続きを読む この間、読んだものについてあれこれ(1)

誰と「了解」したのか?

自衛隊の多国籍軍参加にあたって、自衛隊は多国籍軍の指揮はうけないという日本と米英政府との「了解」なるものが、ようやく公表されました。しかし、発表された文章は、日本の公使と相手国政府高官との「了解」というだけで、相変わらず… 続きを読む 誰と「了解」したのか?