米議会、2005年度国防予算4160億ドル承認

米議会が、2005年度の国防予算4160億ドルを承認。イラクとアフガニスタンでの軍事行動のための予算250億ドルを含む。250億ドルを除いたベースで、今年度の7%増。9・11以後「テロとのたたかい」に費やされた予算は1140億ドルになる、とのこと…。これで、本当に「世界は安全になった」のだろうか?

米議会:2005年度の国防予算案を承認 4160億ドル

米議会:2005年度の国防予算案を承認 4160億ドル (ブルームバーグ)

 7月22日(ブルームバーグ):米議会は22日、4160億ドル(約45兆6500億円)規模の2005年度(2004年10月?2005年9月)国防予算案を承認した。ブッシュ政権が求めていたイラクとアフガニスタンでの軍事行動に回す250億ドルの予算も盛り込まれた。
 予算案は、上院で賛成96、反対ゼロ、下院では賛成410、反対12で、それぞれ可決された。法案は署名のためにブッシュ米大統領に送付される。これで、国防予算は7年度連続で増加することになる。
 イラクとアフガン向け予算250億ドルの大半は、燃料費、人件費、輸送費、機器のメンテナンス費用、防護服などに回される。議会予算局(CBO)によると、9月11日の同時テロ後にブッシュ政権が開始したテロとの戦いに費やされた資金は、これまでに約1140億ドルに上る。大統領の署名が済めば、新年度入りを待つことなく米国防総省はこの250億ドルの使用が可能となる。
 250億ドルを除いたベースで、国防費は今年度(2003年10月?2004年9月)予算の3660億ドルを7%上回る。

作成者: GAKU

年齢:50代 性別:男 都道府県:東京都(元関西人) 趣味:映画、クラシック音楽、あとはひたすら読書

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