当然予想されたことだが

イラクのシーア派の指導者サドル師派が、「自衛隊は占領軍」と規定したそうです。

日本政府が、米軍のファルージャ掃蕩作戦を支持した以上、当然予想された事態ですが、自衛隊への攻撃の危険が増すことになります。それに反撃して、自衛隊による初めての“戦闘”がおこなわれることになるのか? このまま何もせず、そういう事態に立ち至ってしまって、本当によいのでしょうか。あらためて日本の対イラク政策全体を抜本的に見直すべき時期に来ていると思います。

自衛隊を占領軍と規定 イラクのサドル師派(共同通信)

自衛隊を占領軍と規定 イラクのサドル師派

 【サマワ17日共同】陸上自衛隊が活動するイラク南部サマワで、イスラム教シーア派の反米指導者ムクタダ・サドル師派幹部ガジ・ザルガニ師は16日、同派指導部が「自衛隊は占領軍」と規定することを決めたとし、「われわれは占領者と戦っており、日本もその戦いの(相手の)一部になった」と言明した。
 共同通信との会見で明らかにした。中部のシーア派聖地ナジャフにいるサドル師派指導部の決定で、末端まで同じ認識だと強調した。
 イラク南部に影響力を持ち、8月にはナジャフで米軍と激しい戦闘を展開したサドル師派が自衛隊を敵視する姿勢を明確にしたことが、サマワの治安に対する不安定要素となることは確実で、自衛隊派遣の延長論議にも影響しそうだ。(共同通信) – 11月17日10時45分更新

投稿日:
カテゴリー: イラク

作成者: GAKU

年齢:50代 性別:男 都道府県:東京都(元関西人) 趣味:映画、クラシック音楽、あとはひたすら読書

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください