今週の「九条の会」(2月27日まで)

全国各地の「九条の会」の活動を、インターネットを流れるニュースから拾っています。見逃しているものがたくさんあるはずですが、それはお許しください。m(_’_)m

九条の会:戦争の国はご免 来月4日小浜で設立、大江健三郎さんらに共鳴/福井
[毎日新聞 2月27日朝刊 – 2月27日14時1分更新]

 戦争放棄をうたう憲法9条の改正に反対し、戦争しない日本を守ろうと、福井県小浜市の住民が来月4日、「小浜・九条の会」を設立する。メンバーは「9条を守らないと、いつか『戦争する国』になってしまう」と参加を呼び掛けている。
 作家の大江健三郎さんらの改憲阻止運動「九条の会」に共鳴した市民団体が各地で設立され、県内でも40団体以上が活動。小浜市では昨年11月から有志約15人が設立準備委員会で検討してきた。
 会費は年200円。月1回ほど集まり、憲法勉強会や戦争体験者の話を聞く会などを開催。設立総会は来月4日午後7時から、小浜市文化会館大会議室で。準備委員会メンバーで元高校教諭の北川昭二さんが「憲法第9条の基礎知識」と題して講演する。問い合わせは北川さん。【川口裕之】

平和憲法守る輪 大きく あいち九条の会 結成1年で集い
[中日新聞 2月22日]

 草の根の活動で平和憲法を守る「あいち九条の会」が結成一周年を迎え、記念の集いが26日、名古屋市中区で開かれた。県内にはこれまで、地域や職場などのまとまりで大小約120の「九条の会」が誕生。記念の集いでは、「一人ひとりの知恵と力で、連帯の輪をさらに広げよう」とアピールした。 (岩崎 健太朗)

 「あいち九条の会」は昨年1月、大学教授や弁護士らの呼び掛けで約280人で発足。昨年11月に3000人規模の集会を成功させ、会員も約900人まで膨らんだ。それぞれ勉強会を開く「九条の会」を支援する形で、情報提供や講師派遣の役割を担っている。
 この日の集いでは、大学や地域、宗教者といったまとまりの「九条の会」が活動報告し、「9条の意義を多くの人に知ってもらうには、まず自分たちの学習が大切」などと訴えた。「あいち九条の会」としては今後、ホームページやメーリングリストを整備し、情報提供や意見交換を充実させることを確認した。
 記念講演では、静岡大の小沢隆一教授(憲法学)が自民党の新憲法草案と民主党の憲法提言を読み解き、「近代憲法は国家権力の手足を押さえるために生まれたが、(双方の改憲案では)国民に弱肉強食と自己責任を強いる社会しか見えてこない」と批判。「平和、人権、福祉、民主主義すべての実現を考えたのが日本国憲法。私たちはだまされない主権者になり、改憲を阻止しなければならない」と呼び掛けると、参加した約350人が大きな拍手で応えた。

憲法9条の会・生駒:あす、創立1周年記念のつどい/奈良
[毎日新聞 2006年2月25日]

 「憲法9条の会・生駒」は26日午後1時半から、同市上町の北コミュニティセンターISTAはばたきで、創立1周年記念のつどいを開く。
 「9条の会」は、平和憲法の理念を広げようと全国各地で結成されており、生駒では04年暮れに発足した。当日は、日本近代史研究家の鈴木良氏が「今、9条を考える?世界と日本の中で」と題して講演。バレエやシャンソン、尺八と箏の演奏などもある。入場無料。問い合わせは同会事務局の奈波さん。【曽根田和久】

東園田九条の会:きょう学習会/兵庫
[毎日新聞 2006年2月25日]

 尼崎市東園田町の住民らでつくる「東園田九条の会」は25日、同町4の東園田町総合会館で憲法学習会を開く。無料。
 「九条の会」は、改憲に反対する作家の井上ひさしさん、小田実さん、澤地久枝さんらが呼びかけて設立。趣旨に賛同する市民が地域や職場単位でもつくっている。
 学習会「憲法9条って何?」では、9条の大切さを伝えるビデオ「今、9条を語る」を上映。東園田九条の会呼びかけ人代表で元大阪教育大付属高校池田校舎副校長、田中照夫さんが講演する。午後2?4時。【樋口岳大】

セミナー:戦争の悲惨さ語り継ごう 映画監督の講演など――関学大で来月4日/兵庫
[毎日新聞 2月23日朝刊 – 2月23日17時0分更新]

◇体験者との交流から考える――学生ら企画
 戦争体験のある高齢者と若者が戦争について話し合う催しを、複数大学の学生でつくる「1HERO 1MISSION」が3月4日、西宮市上ケ原一番町の関西学院大で開く。代表を務める同大学4年の美濃部慎也さん(25)が、映画「男たちの大和/YAMATO」を見たことがきっかけで、就職活動で知り合った他の学生に呼び掛けた。今月に入って始めた取り組みだが、同映画の監督を務めた佐藤純彌さんから特別講演を取り付けるなど精力的に活動。「社会に出る前に正面から戦争を考えてほしい」と、学生らの参加を募集している。
 参加しているのは他に、同志社大、関西大、阪大、神戸大など約20人。関西学院大の教職員でつくる「関学9条の会」も協賛する。開催するセミナー「戦争体験者から受け継がなければならない事とは?」は3部構成で、佐藤監督の講演のほか、学生自らが編集した第二次世界大戦当時の映像の公開も行う。
 また、戦争体験者20人にも参加してもらい、若者数人ずつとのグループごとに分かれ、話し合う。既に80歳代以上の16人から承諾を得たといい、傷ついた戦友を中国大陸の戦地に残してきたつらさや、船が撃沈され1日半海を漂流した体験などを語ってもらうという。
 美濃部さんは「終戦から60年以上がすぎ、当時を知っている世代も高齢化している。その恐ろしさや悲惨さを受け継いでいく必要性を感じてほしい」と話す。
 セミナーは午後3時半から(受付は同2時45分から)。関西学院大上ヶ原キャンパスB号館104号。参加無料だが、事前予約が必要。150人を募集。問い合わせは、美濃部さんか、メール(info@1hero1mission.jp)まで。【井上大作】

作成者: GAKU

年齢:50代 性別:男 都道府県:東京都(元関西人) 趣味:映画、クラシック音楽、あとはひたすら読書

1件のコメント

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