石原都知事の疑惑は続く

豪華海外旅行、4男の「公費」出張など疑惑が相次いでいる石原都知事ですが、またまた新たな疑惑が明らかに。

規定では知事は1泊4万6000円まで。そこを1泊2万3000円ですませたなら、さすが名知事というところですが、26万円もかけたというのは“わがまま”以外の何ものでもありません。4男坊については、何をか言わんや。

石原都知事の四男、ダボス会議にも公費同行(朝日新聞)
石原都知事が猛反発…画家の四男・延啓氏“公費旅行”疑惑(スポーツ報知)
石原知事 四男作品にも公費(日刊ゲンダイ)
石原都知事の四男が「公費出張」(日刊スポーツ)
石原都知事ムダ使い!? 海外出張費2億4000万円(スポーツ報知)

石原都知事の四男、ダボス会議にも公費同行
[asahi.com 2006年12月05日15時53分]

 東京都の石原慎太郎知事の四男(40)が04年1月、石原知事がスイス・ダボスでの「世界経済フォーラム年次総会」(ダボス会議)に出席した際、現地で開いた知事主催のパーティーでの大鼓演奏の舞台背景制作者として同行していたことが5日、分かった。事前調査と合わせ、2回分の旅費約120万円は公費から支出していた。都側は「演奏者の意向で四男が舞台背景を担当することになった。都が四男を選んだわけではない」と支出に問題はないとしている。
 石原知事の四男を巡っては、03年3月にも都の文化振興事業にからみ、公費でドイツ、フランスに渡航していたことが分かっている。今回は四男への直接の支出ではなく、演奏者側への委託契約の中に盛り込まれていた。
 朝日新聞の請求に対して開示された公文書や関係者の話を総合すると、四男が舞台背景を担当したのは、04年1月22日、ダボス会議開会中に現地のホテルで石原知事が各国の閣僚や企業経営者らを招いた「東京ナイト」。大鼓の演奏の際、舞台背景の「鏡板」の絵の制作を四男が手がけたという。
 契約書類などには、四男の名前は記載されていないが、公文書として開示された、都幹部が03年11月に都の文化担当参与の今村有策氏にあてたメールには「演奏者との公演委託契約の中に鏡板制作費を盛り込みます。鏡板は、演奏者から四男に制作発注してもらいます。四男の旅費も含めて」という内容が記載されていた。
 都側の説明によると、このメールの記載通り、演奏者との出演委託契約(100万円)とは別に、演奏者が社長を務める会社との間に「演奏会場の装飾委託契約」(約300万円)が結ばれた。この装飾委託契約に四男の渡航滞在費が含まれ、事前調査の03年12月24?28日、本番の04年1月20?24日、それぞれ約60万円が支出されたという。会場装飾の制作費50万円も含まれていた。
 このメールを書いた都幹部は「四男に鏡板を描いてもらいたいという趣旨の連絡が演奏者からあり、その契約の仕方について相談したもの」と、四男の旅費として支出した認識があったことを認めた上で、「四男を使うことは都側の意向ではない」と強調している。
 今村参与も朝日新聞の取材に対し、「演奏者から四男を連れていきたいという話があり、自分も同意した。手続き上問題がないかどうかは確認した上で、契約している」と話している。

石原都知事が猛反発…画家の四男・延啓氏“公費旅行”疑惑
[2006年11月25日06時05分 スポーツ報知]

 石原慎太郎東京都知事(74)は24日の定例会見で、画家の四男・延啓(のぶひろ)氏(40)の登用をめぐる都の事業の「私物化」疑惑に猛反発した。石原知事は、時折語気を強めながら「(人事は)わたしが命じたわけではない」と断言。延啓氏の活動はボランティアで行われているとし、「息子だが立派な芸術家。余人をもって替えがたかったら、どんな人間でも使う」と強調した。
 「都政の私物化」との指摘に、石原知事が「私物化って、だから何ですか? 私が所有しているわけではない」と真っ向から反論した。
 問題とされているのは、石原知事が発案した、若手芸術家の育成を目的とした現代芸術振興事業「トーキョーワンダーサイト(TWS)」。知事の四男・延啓氏は2003年3月、TWSのアドバイザリー委員として渡欧。旅費や宿泊費など、約55万円は公費から支出されたという。
 (中略)
 会見中、複数の記者が挙手しているにもかかわらず、「はい、終わり」と会見場を去ろうとするなど、いら立ちを見せていた石原知事。
 それでも、終始強気の姿勢を変えることはなく「息子であろうと他人であろうと、意見がよかったら聞くのは当たり前」と、今後も延啓氏の登用を改める考えがないことを明言した。

石原知事 四男作品にも公費
[日刊ゲンダイ 2006年11月24日 掲載]
 海外豪遊視察で抗議殺到中の石原都知事、四男の延啓氏までが公費を使って海外出張していたことが発覚したが、公私混同のデタラメがまだあった。石原知事がトップダウンで決めたとされる美術ギャラリー「ワンダーサイト」、そこに飾られているステンドグラスの原画の作者というのが自称画家の四男で、「お買い上げ」費用は300万円。都の補助金が使われていたが、知事は議会にも都民にもこの事実を隠していた。

石原都知事の四男が「公費出張」
[日刊スポーツ 2006年11月22日20時20分]

 日本共産党東京都議団は22日、情報開示請求で得た資料などに基づき、石原慎太郎知事の四男が都の芸術振興事業に関連して公費で海外出張していたなどとする調査結果を発表した。
 資料などによると、画家の四男は2003年3月、若手芸術家を支援する事業「トーキョーワンダーサイト」の企画した「能オペラ」(その後中止)の調査に「アドバイザリーボード委員」として参加。フランスやドイツへの旅費約55万円が都の補助金から支給された。四男は同月の1カ月間、委員を委嘱されていた。
 また四男が原画を描いたというステンドグラスが同サイトの運営するギャラリーに飾られており、共産党側は「都政の私物化」とした。都生活文化局は「手続きに違法性はなく、公費の支出は適切」としている。

石原都知事ムダ使い!? 海外出張費2億4000万円
[2006年11月17日06時00分 スポーツ報知]

 東京都の石原慎太郎知事(74)が1999年の知事就任以来、2億4000万円の海外出張費を使っていたことが16日、明らかになった。
 この日会見した共産党都議団によると、石原知事の海外出張はこれまで19回。うち15回の経費は総額約2億4350万円に及ぶという。内訳は01年6月11日?21日、ガラパゴス諸島視察のため8人で出張し1444万円など。最大は今年5月28日?6月3日のロンドンなどの欧州視察で、18人が出張し約3573万円を支出していた。
 都では条例で知事の宿泊費、交通費など経費を定めている。宿泊費は1泊4万200円までと規定されているが、石原知事は26万3000円のホテルに宿泊したこともあったという。
 夫人の宿泊費なども公費でまかなわれ、同行の特別秘書も規定が約2万5000円のところ、1泊約10万円の部屋に宿泊。移動の飛行機も規定のビジネスクラスではなく、知事との打ち合わせなどを理由にファーストクラスを使用していた。
 これらの出費について石原知事はこの日、報道陣に対し「知らないよ、私は。そういうことは事務局に言ってくれ。何も豪勢な旅行しようと思って行っているわけじゃない。直すところがあったら直したらいいじゃないですか」と話した。

作成者: GAKU

年齢:50代 性別:男 都道府県:東京都(元関西人) 趣味:映画、クラシック音楽、あとはひたすら読書

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