数学を理解する能力は生得的?

キース・デブリン『数学する遺伝子』(早川書房)

『ワーキング・プア』も読み終わってないというのに、キース・デブリン『数学する遺伝子』(早川書房、1月刊)を買ってきました。(^_^;)

今週の日経新聞の書評で取り上げられていましたが、人間には生得的に数学を理解する能力が備わっている、ということを論じた本のようです。評者はそうした著者の主張に懐疑的でしたが、チョムスキー理論に関心がある僕としては、やっぱり読むしかありません。

書名の「数学する遺伝子」というのは、もちろん、比喩。実際に、そんな遺伝子があるのではなくて、数学する能力が生得的に備わっている、という意味です。また、ここで「算数」(あるいは算術)といわず「数学」といっているところがミソ。

ということで、これから楽しみに読みます。

【書誌情報】
著者:キース・デブリン/訳者:山下篤子/書名:数学する遺伝子 あなたが数を使いこなし、論理的に考えられるわけ/出版社:早川書房/発行:2007年1月/定価:本体2200円+税/ISBN978-4-15-208791-1

作成者: GAKU

年齢:50代 性別:男 都道府県:東京都(元関西人) 趣味:映画、クラシック音楽、あとはひたすら読書

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