見てきました 「子どもは天才!」写真展

Kids Photographers 子どもは天才!

以前紹介した、横浜市立盲特別支援学校の生徒たちが撮影した写真展「Kids Photographers 子どもは天才!」を、ようやく見てきました。

横浜での写真展を見逃してしまい、残念に思っていたのですが、好評だったということで、9月12日まで、日比谷三井ビルディング1階のフォトエントランス日比谷でも写真展が開かれています。

↑上は、会場で買ってきた写真集の表紙。永井咲生ちゃん(小2)が写した弟の写真ですが、彼女が弟のことをどんなふうに思っているか、素直に伝わってくるほほえましい作品です。

視力に障害を持ちながら、どうしてこんなにドンピシャの写真が撮れるんだろう? とか、いままで「障害があってかわいそう」と思っていたけれども、ひょっとしたら僕らよりもよっぽど豊かな感性に恵まれているんじゃないだろうか? とか、写真を眺めながら、いろんなことを考えてしまいました。

被写体になっているのは、家族、友だち、学校の先生、鳥や犬などの動物、それに電車を写した写真がたくさんありました。家族や友だちの写真を見ていると、ほんとに彼ら・彼女らが家族や友だちを大好きなことが分かるだけでなく、被写体になっている家族、友だち、それに学校の先生や近所のオジサンなども彼ら・彼女らのことが大好きなんだということが伝わってきます。

近所のかりんちゃん

↑これは、上野裕太くん(小5)が撮った「近所のかりんちゃん」という作品。この子から「裕太くん、撮って」と言われて写したそうですが、かりんちゃんが裕太くんのことをよく思っているのが表情からも分かります。

通過電車

↑こっちは、小6の小澤健太くんの作品「通過電車」。小澤健太くんは、「京急の青い電車」 ((京急といえば「赤い電車」ですが、2編成だけKEIKYU BLUE SKY TRAINといって、青い編成の車両が走っているそうです。←僕はまだ見たことがありませんが…。ところで、話はぜんぜん違うけれどもWikipediaの「京浜急行電鉄の車両」の項目は非常に詳しい超マニアックな項目になっています。))が好きなんだそうですが、残念ながら、この日は赤い電車でした。でも、電車の横切る瞬間、近くを通り過ぎる電車の音や風圧を感じるような作品です。

写真につけられた彼ら・彼女らの「説明」を読んでみると、そのなかに「写真を聞くと」というフレーズが出てきていました。そっか、彼ら・彼女たちは写真を聞くんだ、と不思議な納得をしました。

【催し物情報】
名称:「子どもは天才!」写真展
期間:2007年8月30日(木)?9月12日(水) 日曜休み
時間:AM11:00?PM7:00(最終日はPM2.00まで)
会場:フォトエントランス日比谷(日比谷三井ビルディング1階)

「子どもは天才!」写真展 / 東京ボランティア・市民活動センター

ちなみに、フォトエントランス日比谷は富士フィルムの運営。日比谷三井ビルディング1階ですが、日比谷シャンテ側入り口から入らないといけないというのがわかりにくいところ。アクセス地図では、地下鉄千代田線を利用した場合はA12出口から地上に出て、日比谷三井ビルディングと日生劇場のあいだを通って、日比谷シャンテ側に回るように指示されていますが、僕には、日比谷三井ビルディングと日生劇場の間の通路というのが見つけられませんでした。A12出口も、千代田線日比谷駅の2つの改札のちょうど中間にあって、結局、ぐるっと遠回りしたかっこうになってしまいました。むしろ、千代田線ホームの霞ヶ関側改札を抜けてA13出口で地上に上がり日生劇場、宝塚劇場を回っていくか、反対に二重橋前側の改札からA11出口を出て三信ビルの脇を通って日比谷シャンテ側に行くかした方がわかりやすいと思います。

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作成者: GAKU

年齢:50代 性別:男 都道府県:東京都(元関西人) 趣味:映画、クラシック音楽、あとはひたすら読書

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