べ〜ん、べん 民主党のようで民主党でない…

小沢一郎氏に近い民主党・衆議院議員(比例代表選出)16人が、民主党の会派離脱届けを提出。

しかし、国会内会派としては民主党を離脱しても、民主党は離党しないという。これって、民主党なの? それとも民主党でないの?

小沢氏に近い議員 会派離脱届:NHKニュース

民主党のようで民主党でない。離党のようで、離党でない。それは何かと尋ねたら… なんていうのが昔ありましたなぁ〜

小沢氏に近い議員 会派離脱届

[NHKニュース 2月17日 19時32分]

 民主党の小沢元代表に近い16人の衆議院議員は、今の菅政権は国民との約束を果たしていないなどとして、岡田幹事長宛てに民主党の会派の離脱を届け出ましたが、岡田幹事長ら党執行部は、会派離脱は認められないとしています。
 民主党の小沢元代表に近い議員の間で、小沢氏の処分を巡る党執行部の対応への反発が強まるなか、比例代表選出で当選1回と2回の小沢氏に近い衆議院議員は、17日午前、国会内の民主党の控え室を訪れ、岡田幹事長宛てに16人が衆議院の会派「民主党・無所属クラブ」を離脱することを届け出ました。続いて、横路衆議院議長宛てに、比例代表東京ブロック選出の渡辺浩一郎氏を会長とする新しい会派の結成届を提出しました。
 渡辺氏は記者会見で、「菅政権は国民との約束を果たす本来の民主党政権ではない。今こそ、『国民の生活が第一』の政策を発信し、国民の信頼を取り戻さなければならず、民主党の信頼が地に落ちても党を捨てるつもりはない。今回のわれわれの行動は、菅政権の党運営や政権公約の見直しに対するもので、小沢氏の処分の問題に対するものではない。今後、党内に会派への参加を呼びかけたい」と述べました。また、渡辺氏は、平成23年度予算案と関連法案への対応について、反対することもありうるという認識を示しました。
 衆議院の事務局によりますと、前例では、議員が会派を離脱する際は会派の代表者の了承が必要だということで、今回のようなケースは過去に例がなく、会派の代表者である岡田幹事長への確認が必要だとしています。
 一方、岡田氏ら党執行部は、16人が離党する考えはないとしていることから、1つの政党が2つの会派に分かれることはありえず、会派離脱は認められないとしています。岡田氏は記者会見で「民主党に所属しながら会派を離脱することはできず、ありえない。意味のないパフォーマンスだと言われてもしかたない行為だ。執行部や政策に不満があるなら、直接言ってもらえばいい。この期に及んで、おととしの衆議院選挙のマニフェストを全部やらなければならないと言っているとしたら、国民の意思からかけ離れていると言わざるをえない」と述べました。また、岡田氏は、予算関連法案の成立への影響について、「離脱届は無効であり、特に影響があるとは考えていない。党の議員であるかぎり、党の決めたことに従ってもらうのは当然だ」と述べました。
 一方、岡田氏は、16人が処分の対象になるかどうかについて、「離脱届が無効だと承知のうえでやっていることだと思うので、あまり目くじらを立てなくていいのではないかと思う。しかし、軽率な行為だとは言えるので、よく話を聞いてみたい」と述べました。民主党の小沢元代表は、17日朝、鳩山前総理大臣に電話し、「きょう聞いた。私も知らなかったが、自分のところから、こういう動きが出ていることを伝えておこうと思った。原点を忘れた民主党に対して、こういう動きが出たということだろう」と述べ、一定の理解を示したということです。

作成者: GAKU

年齢:50代 性別:男 都道府県:東京都(元関西人) 趣味:映画、クラシック音楽、あとはひたすら読書

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