タメスティのヴィオラはお見事

先週木曜日、サントリーホールで聴いてきた新日本フィルの定期演奏会。 ヒンデミット:葬送音楽 クルターク:断章――ヴィオラと管弦楽のための ブラームス:運命の歌 シューマン:交響曲第2番 ハ長調 op.61 3月の定期は震… 続きを読む タメスティのヴィオラはお見事

政府発表「信頼できない」80%、原発「減らすべき+なくすべき」61%

産経新聞とFNNの世論調査で、福島第一原発事故にかんする政府発表が「信頼できない」の回答が80%、東京電力の対応や発表が「適切でない」との回答が85%をしめた。内閣支持率は30%。内閣不信任案の提出については、「理解でき… 続きを読む 政府発表「信頼できない」80%、原発「減らすべき+なくすべき」61%

東電には原発の運転・管理の資格なし

東京電力の社員2人が250ミリシーベルトという、今回の福島原発事故で引き上げられた年間被曝線量の限度を超える放射線を被曝している可能性が高いことが明らかに。 原発事故収束のために働いているみなさんには、本当に心からの敬意… 続きを読む 東電には原発の運転・管理の資格なし

読み終わりました 『平城京の時代』

岩波新書「シリーズ日本古代史」の4冊目。坂上康俊氏(九州大学教授)の『平城京の時代』です。 対象は、697年の文武天皇の即位からほぼ8世紀いっぱいぐらいまで。ということで、以前に紹介した講談社『天皇の歴史』第2巻『聖武天… 続きを読む 読み終わりました 『平城京の時代』

35年前の本ですが…

こんどの事故で、初めて原発に不安を持った、原発についてもっと知らなければと思った方にも、おすすめの1冊です。 原子炉で生まれる「死の灰」(放射性廃棄物)とはどんなものか、原子力発電のしくみ、放射線被曝の影響、核燃料再処理… 続きを読む 35年前の本ですが…

共産党 全国から続々被災地へ

共産党の全国各地の地方議員のみなさんや、地域の支部、地区の植民職員のみなさんが、救援物資をたずさえて、続々と被災地にボランティアに出かけています。1つ1つは、数人だったり、数日だったりしますが、それでも、全国各地の共産党… 続きを読む 共産党 全国から続々被災地へ

「日刊スポーツ」 不破講義は「政治のなすべき役割がよく分かる」

日本共産党の不破哲三・元委員長(元衆議院議員)が、今月10日におこなった原発問題の講義。こんどは、本日(5月28日)付の「日刊スポーツ」のコラム「政界地獄耳」が取り上げています。いわく―― 「不破の話を聞いていると安全対… 続きを読む 「日刊スポーツ」 不破講義は「政治のなすべき役割がよく分かる」

被災地の声をなぜ一般紙は伝えないのか

25日、衆議院東日本大震災復興特別委員会で開かれた参考人質疑。青森、岩手、宮城、福島、茨城の5県の商工業、農業、漁業団体の代表が、それぞれ政府に対して被災地の要望を切々と訴えました。 参考人となった方々の話は、こちらから… 続きを読む 被災地の声をなぜ一般紙は伝えないのか

土壌の汚染除去―東京23区の2倍以上の面積で必要

東京電力の福島原発事故で、チェルノブイリ原発事故のさいに居住禁止になった区域と同レベルの土壌汚染地域が、福島県内600平方kmにわたっていることが分かったというニュース。 東日本大震災:福島第1原発事故 土壌汚染、県内6… 続きを読む 土壌の汚染除去―東京23区の2倍以上の面積で必要

注目される「日経」の論調

「いまさら、何を言う」という感じもしなくはないが、「日本経済新聞」におもしろい記事が載っていたので、貼り付けておこう。 1つは「大機小機」(5月24日付)。「東電問題を考える視点」と題して、金融機関に東電向け債権放棄を促… 続きを読む 注目される「日経」の論調

専門編集委員も不破講義「明快」と

先日、「毎日新聞」の岩見隆夫氏が「出色」と評価した不破さんの原発事故講義。こんどは、今朝の「毎日新聞」コラム「水説」で、専門編集委員の潮田道夫氏が、雑誌『世界』6月号の柳澤桂子さんの論文とともに不破さんの講義にふれ、「明… 続きを読む 専門編集委員も不破講義「明快」と

読み終わりました 『オセロー』

松岡和子さんの翻訳によるシェイクスピアの『オセロー』。 去年、二期会のオペラで見たときは、オセローがなんであんなにあっさりとイアゴーの嘘を信じてしまうのか、とあきれてしまいましたが、あらためてシェイクスピアの原作を読んで… 続きを読む 読み終わりました 『オセロー』

毎日・岩見隆夫氏、「出色」の不破講義に注目す

先日の「綱領・古典の連続教室」でおこなわれた日本共産党の不破哲三・社研所長(元衆議院議員)の福島原発問題にかんする講義を、岩見隆夫氏が今朝の「毎日新聞」2面のコラムで取り上げています。「日本の原発について歴史的、体系的に… 続きを読む 毎日・岩見隆夫氏、「出色」の不破講義に注目す

ハンガリアン・プログラムでコバケン奮い立つ

3月の定期演奏会は震災当日で聴けず、4月の定期演奏会はお休みしたので、日フィルの定期演奏会は1月以来。ほんとに久しぶりになってしまいました。コバケンこと小林研一郎氏の指揮で、こんなプログラム。 バルトーク:管弦楽のための… 続きを読む ハンガリアン・プログラムでコバケン奮い立つ

これは見るべし! NHK-ETV特集「ネットワークでつくる放射能汚染地図」

先日の日曜日夜に放送されたNHKのETV特集「ネットワークでつくる放射能汚染地図」。東京電力福島第一原発の事故直後から、自主的に現地に入って放射能汚染の実態を調査してきた木村真三さん(放射線医学研究所の元研究官)ら研究者… 続きを読む これは見るべし! NHK-ETV特集「ネットワークでつくる放射能汚染地図」

いま、この日本で音楽を聴くことの喜び

4月の定期公演を振り替えてもらって、今夜、上野・東京文化会館で都響の定期演奏会を聴いてきました。先週に続いて、インバルの指揮です。 プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番 ト短調 op.63 ブルックナー:交響曲第2番… 続きを読む いま、この日本で音楽を聴くことの喜び

どうして東電を残さなければならないのだろうか

東京電力の救済策に関連して、枝野官房長官が銀行の債権放棄を求める発言をしたのにたいして、金融界から反発が続いている。 しかし、あれだけの事故を起こし、損害賠償だけでも莫大な金額にのぼり、さらに福島第1原発の最終的な廃炉・… 続きを読む どうして東電を残さなければならないのだろうか