NHKの不思議なニュース

昨日、NHKがこんな記事を流していました。

“原子力安全庁 役割限定的に”:NHKニュース

読んでみると、共産党が、政府が設置を検討している「原子力安全庁」について、役割を限定的なものにすべきだという見解を発表したというのです。

しかし、共産党は、以前から原子力の規制機関を独立させて、きちんと権限を持たせるべきだと主張していたはず。「役割限定的に」というのは腑に落ちません。さらに、このニュースが配信されたのは8日の午前4時。共産党が見解を発表するには、奇妙な時間。7日の夜に、そうした問題で共産党が記者会見を開いた様子もありません。

いよいよもって摩訶不思議な記事です。で、よくよく調べてみると……

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口の挟みようはいくらでもあると思うのですが…

京都の夏の伝統行事、五山の送り火で、陸前高田の人たちが震災で被害を受けた木を、慰霊や復興の気持ちを込めて薪にしたものを「放射能の危険がある」という理由で拒否した問題で、京都市長は「市がこうしなさいああしなさいとはいっさい言えない」と言っているが、ああしなさい、こうしなさいとは言えなくても、京都市として口の挟みようはいくらでもあるのではないだろうか。

京都市も口挟めない大文字焼き「陸前高田の薪燃さない」 1/2 : J-CASTテレビウォッチ

その1つは、京都市が毎年、京都五山送り火協賛会にたいして、点火執行の経費への補助として930万円を出していること。一部の意見で勝手に運営されるような組織に、はたして市が補助金を出すことが適切なのかどうか、よく再検討してみたらよいのではないだろうか。

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