厚生労働省が、サービス残業についての2005年度の調査結果を発表。05年度だけで1524社が約233億円を支払ったことが明らかに。
残業代の不払いの摘発は増えたけれど、サービス残業そのものは相変わらずなくなりません。もっと抜本的な規制が必要なのではないでしょうか。
サービス残業代の総額233億円=1524社が支払い?厚労省05年度調査(時事通信)
サービス残業代の総額233億円=1524社が支払い?厚労省05年度調査
[時事通信 10月2日17時1分更新]厚生労働省は2日、過重労働や過労死の温床と指摘されているサービス残業について2005年度の調査結果を発表した。それによると、各地の労働基準監督署から是正指導を受け、100万円以上の残業代を支払った企業は1524社、総額は約232億9500万円に上った。
企業数は調査を開始した01年度以来で過去最高。労働者や家族から労基署などへの投書や情報提供が増え、指導拡大につながっている面もあるが、サービス残業の実態も「高水準のまま」(同省労働基準局監督課)だ。