がんばれ、プロ野球選手会!

今日、会議のあと、プロ野球選手会の代表が記者会見していましたが、ヤクルトの古田敦也選手(選手会会長)の発言は、大多数のプロ野球ファンなら誰もがそうだと賛成できる当然の意見だと思います。

合併に向けての説明を、はじめて両球団の代表から受けた。一番いい方法を考えた上での合併だと言うことだったが、納得はできなかった。(選手会からは)選手、スタッフ、ファンら現場の声をぶつけた。勝手に進めてもらっては困る。そんなに急ぐ必要があるのか、球団数を減らすことが本当に野球界の発展につながるのか。こんな大事な問題をこんな簡単に決めてほしくない。もっと議論する時間があっていいはず。いまのままではファンも納得しないだろう。


古田選手は、(ドラフト制度や30億円ないし60億円と言われる参加料の問題など)「構造的な問題に一切メスを入れず、合併で縮小してファンはついてくるのか」「あたかも誰かのシナリオに乗るように(球界再編が)進んでいっていいのか」とも語ったと報道されています。

東京新聞の解説(牧田幸夫氏)は、「合併後のリーグ運営をどうするのか。この肝心な部分をぬきにして合併を承認し、議論が進展していく。実に不可解だ。この点で、パ・リーグは完全に主体性を放棄し、当事者能力を失っている」と指摘していますが、ほんとうにその通りです。

昨日のNHKクローズアップ現代で、長年日本で仕事をしているアメリカ人スポーツ評論家(名前を忘れた…)が、“日本のプロ野球は各球団バラバラで、プロ野球全体で一体になって動いていない、テレビの放映権料についても、プロ野球機構で一括し各球団に平等に支払う、ドラフト制度についても、良い選手が全球団に公平にいきわたるような制度にすべきだ”と指摘していましたが、非常に的確な提起だと思います。アメリカの場合、選手や球団のグッズの売り上げも全球団に平等に分配されると言います。イチローやゴジラ松井のグッズを買ったら、その利益は、マリナーズにもヤンキーズにも、その他の球団にも平等に30分の1ずつ分配されるということです。

既に確定したことのように事態が進んでいますが、このまま合併だけが進んでいって、本当に日本のプロ野球はやっていける、と各球団経営者は考えているのでしょうか?

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