教員、生徒だけでなく親までも調べていたとは

今春の都立高校の卒業式で、「君が代」斉唱の時に親が起立したかどうかを調べて都教委に報告していた学校が約50校もあったことが明らかになりました。「業務命令」で教員に起立を強要するところから始まり、生徒の不起立まで問題にし、ついに親まで……。

都教委は「そうした報告は求めていない」と言っていますが、「問題教師」に「問題生徒」に「問題保護者」…と、いまや公権力による国民的規模での「思想調査」の様相をみせて来ました。まったく異常な事態です。

君が代起立、保護者の状況も報告 都立校50校分メモ – asahi.com : 社会(7/25)

君が代起立、保護者の状況も報告 都立校50校分メモ

 今春の東京都立高の卒業式で、君が代斉唱時の保護者の起立状況について、都教育委員会に報告が上がっている例があることがわかった。約50校の報告メモに、教職員や生徒の起立状況に加えて記載されていた。都教委は「担当職員の判断で集めた情報だろうが、保護者の動向を知る必要はなく、そういう方針もなかった」と説明している。
 都教委によると、今春は都立高計約300校で卒業式があり、各校に都教委の職員を派遣し、教職員と生徒の起立状況を報告させた。
 報告内容は斉唱や「起立」の号令の有無や伴奏方法などと決まっていたが、現場に派遣されたり、現場からの報告を聞き取ったりした職員の一部が、保護者の起立状況も報告メモに書き込んでいた。
 保護者の状況が記載された報告メモは約50校分。「全員起立」「一部不起立」などの記述のほか、数校のメモには起立した比率がパーセンテージで記載されていた。
 都教委は昨秋、都立学校教職員に、斉唱時の起立などを義務付ける通達を出した。これまでに従わなかった教職員約250人を処分したほか、生徒の多くが起立しなかった学校の管理職らには厳重注意などをしている。ただ保護者の行動をめぐって教職員に何らかの措置をとった例はない。
 都教委は「式が適正に実施されたかどうか把握するのに、保護者の情報を知る必要は全くない。都教委としてそうした方針を立てたことはなく、今後は不要な情報だということを職員に周知する」としている。 (07/25 15:35)

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