莫言『赤い高粱』

出張2日目です。今日は、ずっと雨が降り続いて、建物の中に閉じ込められています。

昨日から読み始めた莫言の小説『赤い高粱』は、第1章を読み終えて、第2章の真ん中ぐらいにさしかかっています(もちろん、仕事をしながら、休憩どきや寝る前に読んでいるだけですが)。

「わたし」の父と祖父、祖母の話(これがちょうど日中戦争の頃)、そして祖父、祖母の若かったときの話を、「わたし」が故郷の昔話として語るという感じで、話がすすんでいきます。そして、その父が子どもの頃の話と、祖父、祖母が若かったときの話とが、一面の赤い高粱畑を舞台としながら、折り重なるように語られていくので、読んでいると不思議な感じがします。莫言の『赤い高粱』は、全部で5つの話からなる連作で、岩波現代文庫にはそのうち第1作と第2作が収められています。あとの3作についても読んでみたくなりました。

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