朝三暮四

来年度、定率減税を半分に縮小することで自民・公明が合意。「景気に悪影響」などの意見でいろいろ紛糾しましたが、結局、政府税調の当初の主張通り、2006年度廃止に向けて来年度半減させるということで決着。「朝三暮四」というより「元の木阿弥」というべきか。

【朝三暮四】ちょうさんぼし
〔「列子{黄帝}」などに見える故事。狙公(=猿回し)が猿にトチの実を朝に三つ、暮れに四つ与えるといったら猿が怒り出したので、朝に四つ暮れに三つやるといったところ猿が喜んだというもの。
(1)表面的な相違や利害にとらわれて結果が同じになることに気づかぬこと。
(2)うまい言葉で人をだますこと。[広辞苑]

【旧の木阿弥(もくあみ)】
(戦国時代、筒井順昭が病死したとき、嗣子順慶がまだ幼かったので、遺言により、声が順昭に似ていた南都の盲人木阿弥をほのぐらい寝所に置いて順昭が病気で寝ているようにみせかけ、順慶が長ずるに及んで初めて順昭の死を世間に知らせ、木阿弥はもとの市人となったという故事から) いったん良くなったものが、再びもとのつまらないさまにかえること。苦心や努力も水泡に帰して、もとの状態にもどってしまうこと。[広辞苑]

05年度に半減で合意へ 定率減税で自民、公明(共同通信)

05年度に半減で合意へ 定率減税で自民、公明

 自民党と公明党が、所得税と個人住民税の定率減税を、2005年度税制改正で半分に縮小することで合意する見通しとなった。与党幹部が13日明らかにした。
 与党幹部によると、増税による景気への悪影響を最小限にとどめるため縮小幅を3割にとどめるよう求めていた公明党が、景気への配慮などを与党税制改正大綱に盛り込むことを条件に、3割縮小にはこだわらない姿勢に軟化したという。
 自民、公明両党は、同日夕に税制協議会を開き、定率減税縮小により負担増となる低所得者層にも配慮するため、財政面の措置も含めて詰めの協議を急ぐ。
 自民党は、定率減税を05年度に半減し、06年度で廃止する方針を既に固めている。ただ公明党内には、景気腰折れの恐れがあるとして「廃止期間は2年では急すぎる」「05年度の縮減幅は3割にとどめるべきだ」などの意見もあった。[共同通信 12月13日10時57分更新]

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