アメリカ政府の正体見たり

イラク戦争開始前に、アメリカ政府が、アメリカに従わず、「大量破壊兵器保有を裏付ける証拠はない」と主張しつづけたIAEA(国際原子力機関)のエルバラダイ事務局長の電話を盗聴していたと、ワシントン・ポスト紙が12日付で報道。

米がIAEA事務局長の電話盗聴と報道 イラン核問題 (朝日新聞)

米がIAEA事務局長の電話盗聴と報道 イラン核問題

 米政府が、国際原子力機関(IAEA)のエルバラダイ事務局長とイラン外交官との電話内容を盗聴していた、と12日付の米紙ワシントン・ポストが米政府当局者の話として報じた。米政府はイランの核開発問題をめぐるIAEAの対応が手ぬるいとして、国連安全保障理事会への付託を求めており、会話の内容次第ではエルバラダイ氏の更迭を目指していたという。
 米政府は、イランやイラクの大量破壊兵器疑惑の対応で米国と距離を置く同氏に不満を抱いているとされ、イラン側への有利な計らいなどがあれば、責任を追及する構えだったとみられる。会話内容に問題点は見あたらず、米側の試みは失敗に終わったという。
 97年から事務局長を務めるエルバラダイ氏は、来年秋以降の3期目も続投の意向を示している。同氏の任期について、パウエル国務長官は今年9月、「2期満了がふさわしい」と退任を促した。エルバラダイ氏はイラク戦争の開戦前、旧フセイン政権による大量破壊兵器保有を裏付ける決定的な証拠はない、と米国の主張に反論。米政府は同兵器の発見を断念し、結果的に同氏の主張通りとなった。[朝日新聞 2004年12月13日(月)]

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