ガザ撤退計画に進展か?

イスラエルの最大野党労働党が、シャロン首相の与党リクードとの連立に同意しました。シャロン政権は、ガザ地区撤退計画を発表してから連立与党から右派諸党が離脱し、少数政権に転落していました。

ガザ撤退を支持する労働党との連立で、政権基盤が強化され、撤退計画が進展する可能性もあります。しかし、どこまでイスラエルの軍事強硬路線に歯止めがかかるのか、過大な期待は禁物かも知れません。

イスラエル労働党、連立に同意 ガザ撤退計画に弾み – asahi.com

イスラエル労働党、連立に同意 ガザ撤退計画に弾み

 イスラエルのシャロン政権与党リクードと連立交渉を続けてきた最大野党の労働党は17日、連立に同意した。ペレス党首は副首相に就任する見込み。イスラエル・テレビが同日夜、報じた。政権基盤が強まり、ガザ撤退計画に弾みがつくとみられる。一方、パレスチナ側には「対話推進派」の労働党が政権入りすることで、シャロン首相の軍事強硬路線に歯止めがかかると期待する声もある。
 同テレビによると、正式な連立合意は19日に署名される見通し。労働党は副首相、内相など8つの閣僚ポストを得ることになりそうだ。政権復帰は2年ぶり。
 シャロン首相は2月にガザ撤退計画を発表したが、これに反対する右派の連立与党が次々と政権を離れ、6月から少数与党に転落した。
 今月1日の第1回採決では新年度予算案が否決された。首相は政権を支えようと、ガザ撤退を支持する労働党に連立をもちかけていた。
 連立交渉で、シャロン首相は福祉重視の経済政策を求める労働党の主張を受け入れ、年金支給額の削減をとりやめるなど歩み寄った。
 リクードの40議席に労働党の19議席、さらに労組系野党の3議席を加え、新連立政権は120議席中62議席の過半数を回復する。
 労働党は02年11月にシャロン政権から離脱した。ペレス氏は当時、外相だった。同氏は首相を2度つとめ、94年には中東和平への貢献でアラファト氏らとともにノーベル平和賞を受けた。
 〈ガザ撤退計画〉 67年の第3次中東戦争でイスラエルが占領したガザ地区から、来年末をめどに入植地に住むユダヤ人を引き揚げ、イスラエル軍基地も撤収する。イスラエル人をパレスチナ側からのテロの脅威にさらさないようにするのがねらいだが、国際的圧力をかわし、もう一つの占領地、ヨルダン川西岸からの撤退を棚上げするものだとの批判もある。ガザ撤退を盛り込んだ「パレスチナ分離計画」は今年10月にイスラエル国会で承認された。 (asahi.com 12/18 11:27)

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