是枝監督 憲法9条のドキュメンタリー作成へ

フジだというのが気になりますが、期待したいですね。

是枝監督 憲法「戦争の放棄」を撮る(スポーツニッポン)

是枝監督 憲法「戦争の放棄」を撮る

 5月のカンヌ国際映画祭で柳楽優弥(14)が史上最年少で男優賞を受賞した「誰も知らない」のメガホンを取った是枝裕和監督(42)が、日本の憲法を真正面からとらえたドキュメンタリー番組を制作することになった。来年2月にフジテレビで放送されるもの。「6カ月の僕の思考のプロセスを番組化できれば」と話しており、こん身のドキュメンタリーとなりそうだ。
 是枝監督が憲法に挑むのは、同局の深夜番組「NONFIX」(火曜)で来年2?3月に予定される「シリーズ日本国憲法」。6回もので、第一線で活躍するドキュメンタリーのディレクターら計6人が“競作”。是枝監督分は2月8日放送予定。
 自衛隊のイラク派遣やさまざまな社会不安など、内外の情勢が激変している中、編成担当者と是枝監督らの話し合いで憲法に着目。「表現の自由」(21条)「生存権」(25条)「改正」(96条)などのテーマが決まっていった中で、是枝監督は自らの発案で「戦争の放棄」(9条)を取り上げることにした。
 戦争体験がある亡父は広島と長崎への原爆投下などから被害者意識はあったが、加害者意識について親子で話し合ったことはなかったという思いからで、「被害の記憶」が「復しゅうの連鎖」を世界中で生んでいる現代において、9条に絡めて記憶と忘却の仕方を考える構成になるという。
 是枝監督は「難問に取り組みますが、お勉強番組になることなく、この6カ月の僕の思考のプロセスをそのまま番組化できればと思う。9条は僕にとって何なのか?いろいろと考えている最中です」と話した。
 95年に「幻の光」で映画監督デビュー。「誰も知らない」ははや4作目だが、原点はドキュメンタリーのディレクター。初めて手掛けたのは91年の「NONFIX」で放送された水俣病関連番組だった。「いろんなことを学び、育ててもらった思い入れの強い枠だけに、今回のシリーズへの参加は本当にうれしいし、緊張感とともにやりがいを感じてます」とコメントした。[スポーツニッポン 12月26日6時3分更新]

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