元東北学園大理事長が着服した資金を自民党候補者に

補助金不正流用、業務上横領で逮捕された元東北学園大学の理事長が、法人から3000万円を着服し、98年参院選比例区に自民党公認で立候補した文部官僚に「選挙資金として提供した」と供述していたことが明らかになりました。

「自民候補に3千万円」 東北文化学園大元理事長が供述(朝日新聞)

「自民候補に3千万円」 東北文化学園大元理事長が供述

 学校法人東北文化学園大学(仙台市)の元理事長、堀田正一郎被告(57)=補助金適正化法違反、業務上横領などの罪で起訴=が、98年の参院選の際、法人から約3000万円を着服し、自民党公認で比例区から立候補した元文部官僚に「選挙資金として提供した」と仙台地検に供述していたことが3日、分かった。
 資金提供を受けたとされるのは元文部省(当時)審議官の石川晋氏(61)。参院選では落選し、02年に同法人の理事に就任。副理事長を務めた後、法人が04年6月に民事再生法の適用を申請したのを機に退任した。
 調べによると、堀田元理事長は98年、参院選前にあった石川氏のパーティー券を購入するなどの目的で、法人から計約3000万円を理事会に諮らずに着服。「その大半を石川氏側に選挙資金として提供した」と供述しているという。
 選挙後、堀田元理事長はこの資金が石川氏から返されたように装うため、さらに約3000万円を法人から着服し、石川氏名義で元理事長の口座に入金したという。法人からは計約6000万円を着服したことになる。
 石川氏は朝日新聞の取材に「選挙後になって、2000万円分のパーティー券を堀田元理事長に購入してもらったことを知ったが、その資金がどこから捻出(ねんしゅつ)されたかは知らない」と話している。
 同法人は95年度以降、毎年、文部省から補助金を受けており、国から補助金を受けている法人の寄付を禁じた政治資金規正法にも抵触する可能性がある。(asahi.com 02/04 06:12)

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