日米審議官級協議、終了

日米外務・防衛審議官級協議が9、10日、ワシントンで開かれ、「共通の戦略目標」について協議。19日に開かれる日米安全保障協議委員会(2+2)で確認される。

在日米軍再編:「戦略目標」で最終調整 日米審議官級協議(毎日新聞)

在日米軍再編:「戦略目標」で最終調整 日米審議官級協議

 【ワシントン佐藤千矢子】在日米軍再編をめぐる日米両政府の外務・防衛審議官級協議が9、10両日、ワシントン近郊の国防総省関連施設で開かれ、再編の指針となる「共通の戦略目標」について、北朝鮮の核・ミサイル開発、中国の軍事力増強や海洋進出、国際テロの脅威に対処するため日米同盟を強化することなどを確認した。19日に予定される外務・防衛担当閣僚による日米安全保障協議委員会(2プラス2)で、戦略目標について合意し、共同声明として発表される見通しだ。
 審議官級協議では、(1)国際的安保環境認識を踏まえた共通の戦略目標(2)自衛隊と在日米軍の役割任務の分担(3)在日米軍の兵力の見直し――を議論し、2プラス2開催に向けて戦略目標の議論を集中的に行った。
 また、10日の審議官級協議では、北朝鮮外務省が、核兵器製造を明言するとともに6カ国協議参加を無期限に中断するとの声明を発表したのを受け、日米間の連絡を緊密にし連携を強化していくことを確認した。
 日米両政府は、2プラス2での戦略目標の合意をもとに、個別の基地再編や自衛隊の役割強化についての協議を加速させ、今秋に在日米軍再編の具体案の発表を目指している。
 審議官級協議には、日本側から外務省の鶴岡公二総合外交政策局審議官、梅本和義北米局参事官、防衛庁の山内千里防衛局次長、米側からローレス国防副次官、ストラウブ国務省日本部長らが出席した。[毎日新聞 2005年2月11日 21時06分]

「地球規模」課題に一層協力、日米戦略目標発表へ(読売新聞)

「地球規模」課題に一層協力、日米戦略目標発表へ

 【ワシントン=五十嵐文】日米両政府は10日の外務・防衛当局の審議官級協議で、外務・防衛担当閣僚による日米安保協議委員会(2プラス2)を19日にワシントンで開催し、在日米軍基地再編の基本指針となる「共通戦略目標」を共同声明として発表する方針を決めた。
 個別の再編協議に入る前に、両国が目指す安保態勢を明確にするためだ。
 同目標は、大量破壊兵器や弾道ミサイルの拡散防止など「地球規模」の課題に、日米が一層協力して取り組むことが中心となる見通しだ。
 両政府は2プラス2の結果を踏まえ、在日米軍再編をめぐる協議を加速させる方針も確認した。2プラス2の開催は、2002年12月以来となる。
 審議官級協議は9、10の両日、米国防総省の関連施設で行われ、日本側は外務省の鶴岡公二総合外交政策局審議官、梅本和義北米局参事官、防衛庁の山内千里防衛局次長ら、米国からはローレス国防次官補らが出席した。日本側の説明によると、協議では、「戦略目標について集中的に議論した」という。自衛隊と米軍の役割・任務分担や、米軍の兵力構成見直しについても意見交換した。
 戦略目標は、テロなどの「新たな脅威」や、中国の軍事力増強、北朝鮮の核・ミサイルへの対応を念頭に、日米がアジア太平洋地域の安定に協力して取り組むことを盛り込む。在日米軍再編については、個別の基地移転案は明記しないものの、具体的な検討を進める方針を打ち出すとの見方が強い。
 一方、2プラス2では、共同文書のほか、作業部会の発足でも合意する見通しだ。基地再編を巡る主要テーマを重点的に議論するためで、具体的には、〈1〉米軍普天間飛行場を含めた沖縄〈2〉軍民共用化が検討課題になっている米軍横田基地(東京)〈3〉自衛隊と米軍による相互運用を促進するための技術的な課題――が浮上している。 [2005/2/11/23:02 読売新聞]

日米、アジア安定へ共同対処確認(日経新聞)

日米、アジア安定へ共同対処確認

 【ワシントン=秋田浩之】日米両政府は在日米軍再編の前提となる両国の「共通戦略目標」の骨格を固めた。アジア太平洋地域の安定確保に共同で対処していくほか、テロとの戦いや大災害への対応でも連携を強める方針を盛り込む。19日に予定する外務・防衛閣僚による日米安全保障協議委員会(2プラス2)で最終確認し、発表する。共通戦略目標は今秋にも両国首脳が署名する「新日米安保共同宣言」の核となる。
 9、10両日、ワシントンで開いた日米の外務・防衛審議官級協議で大筋合意した。同協議では北朝鮮による核保有宣言についても取り上げ、日米韓の6カ国協議首席代表による会合を早期に開催するなど、関係国が緊密に連絡を取り合っていくことを申し合わせた。(NIKKEI NET 2005/02/12 07:00)

在日米軍再編で日米の「戦略目標」固める 審議官級協議(朝日新聞)

在日米軍再編で日米の「戦略目標」固める 審議官級協議

 日米の外交・防衛当局の審議官級協議が10日までワシントンで開かれ、在日米軍の変革・再編を進める前提となる日米共通の「戦略目標」の内容と日米の役割・任務のあり方を固めた。19日にワシントンで開く予定の両国の外交・防衛担当閣僚による「日米安全保障協議委員会(2プラス2)」で正式決定し、共同発表する。
 協議には、日本側から外務省の鶴岡公二総合外交政策局審議官、防衛庁の山内千里防衛局次長ら、米国側からローレス国防副次官らが出席。9日から2日間にわたって開かれた。
 日本側の説明によると、協議した内容は(1)国際的な安全保障環境の認識(2)それを踏まえた日米共通の戦略目標(3)日米の安保政策見直しに伴う新たな役割・任務(4)在日米軍の変革・再編、などだったという。
 今回は特に、在日米軍変革・再編の意義を日本国民に納得してもらうことを目標に、冷戦後も北朝鮮や台湾海峡などの不安定要因を抱える東アジアの国際情勢と、地域の平和と安定のために米軍と自衛隊がそれぞれ果たすべき役割について、集中的に論議した。
 日米両国は2プラス2で共通の「戦略目標」を打ち出したあと、在日米軍変革・再編に関する協議の詰めに入る。在日米軍の抑止力の維持と、日本側の負担軽減を両立させるため、米軍基地・部隊の再編・再配置だけではなく、米軍と自衛隊の統合運用の強化も進める計画だ。(asahi.com 2005/02/11 20:27)

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