ハッピー・バースデー! コルボ/フォーレ「レクイエム」

ミシェル・コルボ(プ?グラムから)

一昨日に続いて、今日もミシェル・コルボのコンサートに行ってきました。今日は、オペラシティ・コンサートホールです。今日のプログラムは、以下の通り。休憩前の前半2曲は、予告と曲順が入れ替わっています。

  • ヴィヴァルディ:グローリア ニ長調 RV589
  • ヘンデル:ディクシット・ドミヌス(「主は言われた」) 詩篇110[109]
  • フォーレ:レクイエム op.48

今日のメインは、休憩後のフォーレ「レクイエム」。前半の2曲が18世紀(グローリアは作曲年不明だそうですが)の曲なのにたいし、「レクイエム」は1888年初演ということで、たった120年ほど前の新しい曲! 一昨日のバッハ「マタイ受難曲」をふくめ、同じ宗教音楽といってもずいぶんと違って聞こえました。
全体として、ゆっくりしたテンポ。とくに、第1曲の「入祭唱とキリエ」は特にそう感じました。ちょっとオーケストラの演奏がもたつく感じがするほど。しかし、ソプラノ独唱(シルヴィー・ヴェルメイユ)の第4曲「ピエ・イエズ」は、もうこれ以上にないほどの透明感ある声で惹き込まれました。また、第6曲「リベラ・メ」のバス(マルコス・フィンク)も、深く感じ入る響きで感動しました。

前半2曲ですが、ヴィヴァルディのグローリアは、もともとミサで歌われる歌を12の部分に分けて、それぞれに多彩な音楽表現を駆使した声楽曲とのこと(プログラムによる)。また、ディクシット・ドミヌスはヘンデル22歳の曲で、1つの詩篇を9つの楽章に分けて、独唱、重唱、合唱、オーケストラを駆使してドラマティックに表現したもの(これもプログラムによる)。ということで、どちらも声楽曲としての技巧に富んだ曲として、ローザンヌ声楽アンサンブルの実力発揮ということなのでしょうが、初めて聴く僕にはさっぱり分かりませんでした。すみませんでした? m(_’_)m

ところで、「レクイエム」が終わった後、拍手で舞台に再登場したコルボさんに、花束が手渡されると、突然、楽団が「ハッピー・バースデー・トゥー・ユー?♪」の音楽を奏で始めました。そう、今日は、コルボさんの71歳の誕生日、ということでさらに満場の拍手をあつめて、コルボさんも喜んでいらっしゃるご様子でした。

今年、4回目のコンサート。

【演奏会情報】指揮:ミシェル・コボル/演奏:ローザンヌ器楽アンサンブル/合唱:ローザンヌ声楽アンサンブル/ソリスト:谷村由美子(ソプラノ=ヴィヴァルディ、ヘンデル)、ジスレー・ヴェルクリ(ソプラノ=ヘンデル)、ペルペトゥ・ロシエ(ソプラノ=ヴィヴァルディ)、シルヴィー・ヴェルメイユ(ソプラノ=フォーレ)、カルロス・メナ(カウンター・テナー=ヴィヴァルディ、ヘンデル)、クリストフ・アインホーン(テノール=ヘンデル)、ピーター・ハーヴェイ(バリトン=ヘンデル)、マルコス・フィンク(バス=フォーレ)/東京オペラシティコンサートホール

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  1. 1 - trackback on 2005/02/16 at 13:47:34
  2. GAKUさん、初めまして。
    ちょうど入れ違いですね(笑)。こちらもトラバさせていただきました。
    コルボの記事をblogに書かれている方があって、嬉しい感じです。

    ピエ・イエスのシルヴィーさんは、素晴らしかったですね。パンフレットにもありましたが、コルボ氏が自分の表現にこだわった好み声の持ち主を探してくることは予想されていたようですが、大人の女性でありながら、あれだけの透明感ある声は本当に素晴らしかったです。

  3. noble_yの美しき日々 - trackback on 2005/02/16 at 22:28:33
  4. 鴻辺コウ

    TBありがとうございました!
    できれば地方も巡りたかったのですが・・・

    すばらしいフォーレクでしたね・・・
    これでしばらくは生きていけます(笑

    今後も宜しく御願いします。

  5. 鎌倉・スイス日記 - trackback on 2005/02/18 at 08:32:47
  6. TBありがとうございます。

    あれから一週間経とうとしていますが、
    未だに、思い出すと何か心温まるような…
    そんな演奏でした。
    あの実直さは、スイス人独特の国民性なのか
    などとも想像してしまいますが、ともかく貴重な体験でした。

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