都立高校の入試問題、相当変!

例えば理科の第1問の問2。「カエルの子のうまれ方とカエルの呼吸のしかたについて述べたものとして適切なのは、次のうちではどれか」という質問で、「ア、子のうまれ方は胎生であり、呼吸は、子のときはえらで行い、親になると肺と皮膚で行う」などの選択肢から正解を選ばせるというもの。しかし、なんで、「子のうまれ方」と「呼吸のしかた」を組み合わせて質問する必要があるのか、意味が分かりません。

社会科の問題も変です。

社会科第1問の問2では、鉄道にかんする4つの記念切手を見せて、「開通した順に並べて3番目にくるもの」を当てさせるという問題。ミソは、東海道新幹線開通記念切手や東北新幹線開通記念切手と、鉄道開通100年記念とか、地下鉄開通50年記念切手が混じっていること。だから、単純に切手の発行年順に数えてはダメで、2つについては引き算をしないとダメなんですが、これって、算数の問題でしょう。
また、第6問の問3は、秋田、千葉、山梨、鹿児島の4県の、1986年と2001年の農業産出額のグラフを見せて、「ねぎ、トマト、大根をはじめ多くの種類の野菜の栽培、酪農、養豚、養鶏など、大消費地に近い立地条件を生かした農業が盛んであり……」という条件文にあったものを選ばせるという問題。しかし、条件文の内容にしたがって、野菜と畜産物の割合が高く、出荷額に占める果実の割合が増えているものを選べばOKで、どれが秋田で、どれが千葉かなんて考えたら解けなくなります。これは国語の問題ですね。

他方で、理科では、日没時の金星の見え方と、金星の見かけの大きさ・形、それに、地球と金星の軌道の関係を応えさせるという問題が出されていますが、これって、相当に高度な問題ですよ。いまの指導要領って、こんな難しいことを、中学生全員に教えることになってるんですか? 中学校の先生だって、理科の先生じゃなきゃ、多分答えられないんじゃないでしょうか。だいたい、夕方、空を見て、あれが金星!って言える生徒がどれだけいるやら…。

ということで、相当な難問奇問で、受験生のみなさん、ご苦労さまでした。

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