辺野古沖移転、見直しになるのか?

毎日新聞が、小泉首相が、米軍普天間基地の辺野古沖移設がなかなか進まないことにたいして、外務省と防衛庁に見直しの検討を指示していたことが明らかになったと報道。

現在、辺野古沖ではボーリング調査などが行われていますが、地元住民が粘り強い反対運動を続けています。再検討するなら、ボーリング調査などさっさと中止して欲しいものです。

在日米軍再編:普天間移設計画 「進まぬ辺野古、やめろ」小泉首相、見直し指示(毎日新聞)

在日米軍再編:普天間移設計画 「進まぬ辺野古、やめろ」小泉首相、見直し指示

◇手詰まり、普天間飛行場移設――日米協議直前、代案作り難航

 外務・防衛担当閣僚による日米安全保障協議委員会(2プラス2)がワシントンで開かれる3日前の先月16日、小泉純一郎首相が米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の同県名護市辺野古(へのこ)沖への移設計画について外務省と防衛庁に見直しの検討を指示していたことが9日分かった。しかし、閣議決定した移設計画を代案もなく白紙に戻すわけにいかず、先月19日の2プラス2では普天間移設に合意したSACO(日米特別行動委員会)最終報告の「着実な実施」をうたった共通戦略目標を共同発表。首相指示通りには進んでおらず、代案作りの難しさが浮き彫りになっている。

 「普天間(の辺野古移設)なんかやめろ」。首相は先月16日、2プラス2の事前説明のため首相執務室に入った外務省の河相周夫北米局長と防衛庁の飯原一樹防衛局長を前に、こう着状態にある普天間問題へのいらだちを爆発させた。飯原局長らは共通戦略目標のポイントをA4判1枚の紙にまとめ、橋本内閣で普天間飛行場の移設方針を決めた経緯を説明したが、首相は「そんなものは関係ない。進んでいないものはやめるのが小泉内閣の方針だ」と指示した。
 「首相は沖縄問題への関心が低い」とみられていただけに、両局長は慌てた。在日米軍再編に絡み米側は辺野古移設の見直しや米軍嘉手納基地への統合を検討する姿勢を示してきた。一方、日本側は地元自治体と合意できた唯一の移設先「辺野古」にこだわり、これまで政府内で実効性のある代案が検討されたことはない。
 自民党の額賀福志郎元防衛庁長官らが先月23日、ワシントンでローレス米国防副次官と移設先を見直す可能性について話し合った。これは日米同盟強化へ向け普天間問題という「のどに刺さったトゲ」を抜きたい自民党国防族と米側の思惑が一致した結果。日本政府に代案の検討を迫る包囲網ともいえた。
 こうした動きを受けて今月2日、二橋正弘官房副長官が河相、飯原両局長、山中昭栄防衛施設庁長官らと対応を協議したが、「SACOの着実な実施」を確認するしかなかった。出席者の一人は「有効な代案がないのに辺野古をやめる選択は官僚としてできない」と語る。米側が普天間返還に同意した9年前に移設先の選定をめぐる混乱が始まったが、「振り出し」に戻る恐怖が政府を縛っており、「(解決できるかは)首相がどこまで本腰を入れるかだ」(自民党幹部)と受け止められている。[毎日新聞 2005年3月10日 東京朝刊]

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