これもイラク戦争の矛盾の現れ

アメリカで、陸軍の新兵募集が難航しているそうな。やっぱり、イラクに派遣させられて死ぬかもしれないというのが、現実味を帯びてきますからねえ。

米陸軍、新兵募集に苦慮 徴兵制の復活も?(CNN)

米陸軍、新兵募集に苦慮 徴兵制の復活も?

 ワシントン(ロイター) 米軍のイラク駐留が長期化し、死傷者の数も増え続ける中、陸軍の新兵募集が難航している。2月に採用された新兵の数はほぼ5年ぶりに目標値を下回り、「このままだと徴兵制を復活させるしかなくなるのでは」との声も上がり始めた。
 米陸軍のリチャード・グズマン2等軍曹は今、困難な戦いの最前線にいる。イラクやアフガニスタンに駐留しているわけではない。ニューヨークの黒人居住地区ハーレムで、若者たちに入隊を勧めるのが任務だ。「新兵を募集するのは、少し前まで簡単なことだったのに」と、グズマン軍曹はため息をつく。陸軍は今年度、8万人の新兵採用を目指しているが、このままでは目標が達成できない可能性がある。
 米国が徴兵制を廃止し、完全な志願制に移行したのは73年。イラク戦争はそれ以来初めての長期戦だ。若者たちや家族からは当然、「入隊したらすぐにイラクへ送られるのか」との質問が来る。グズマン軍曹は「通常通り9週間の基礎訓練があり、さらに個人的な訓練も受ける。いきなり戦場に送り込まれることはない、と説明している」というが、その兵士が将来イラクなどへ行くことになるかどうかについては「なんとも言えない」と答えるしかない。
 正規兵以外に、イラク周辺へ大量に派遣されている予備役や州兵についても、事情は同じだ。特に州兵は、今年度の新兵採用枠の約4分の3までしか埋まっていないという。米国内の景気が好転し、民間の求人が増えていることも、軍が敬遠される要因の1つとなっているようだ。
 米軍は兵力の低下を防ぐため、駐留兵の任期を延長させる「ストップ・ロス制度」を発動させた。だがそれも、上限は1年半と定められている。米シンクタンク、ケイトー研究所の国防アナリスト、チャールズ・ペナ氏は「この制度がいつまでも使えるわけではない。イラク駐留が長引けば、徴兵を検討せざるを得なくなるだろう」と話している。[CNN.co.jp 2005.03.13 Web posted at: 13:07 JST – REUTERS]

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