イラク情勢あれこれ

その1。イタリアが、9月からの段階的撤退を表明。

イタリアのイラク部隊、9月から段階的に撤退 首相表明(朝日新聞)

その2。ウクライナが、撤退を開始。15日に第1陣140人が帰国、5月までに700人、残り900人は12月までに帰還する計画。

<ウクライナ軍>イラクから撤退開始 第1陣140人(毎日新聞)

第3。米軍がまたやっちゃいました。検問所で、イラク軍副司令官を射殺。

<イラク>イラク軍副司令官が米軍に射殺される(毎日新聞)

イタリアのイラク部隊、9月から段階的に撤退 首相表明

 イタリアのベルルスコーニ首相は15日夜(日本時間16日早朝)、イラクに展開する同国部隊について、9月から段階的な削減を始める方針を明らかにした。国営イタリア放送協会(RAI)のトーク番組で語った。親米路線を貫いてきた同首相が削減開始の時期を表明したのは初めてで、撤退を視野に入れた動きとみられる。
 イタリア人女性記者らに対する米兵の銃撃事件で国民の反米感情が高まり、来月の統一地方選への影響を懸念しての決断とみられる。
 同首相はトーク番組のインタビューで「兵士数の漸進的な削減を9月から始める。世論がそれを求めているからだ」と語った。イタリアの世論は撤退支持が多数を占めており、首相の発言は撤退を念頭に置いたものだ。完全撤退の時期については明言せず、「(その時期は)イラク政府が自らの治安体制について、条件を満たしたと判断するかどうかによる」と述べるにとどまった。
 イタリアは03年6月から、イラク南部ナーシリヤを中心に約3000人の部隊を展開。米英韓3カ国に次ぐ4番目の規模を派遣してきた伊が撤退開始を決めたことで、米国のイラク政策を現場で支えてきた「有志連合」の結束は大きく揺らぐことになる。
 同首相は、03年11月に犠牲者19人を出した伊警察軍駐屯基地への自爆攻撃や、武装勢力による人質事件などが起きるたびに「テロには屈しない。撤退はあり得ない」と繰り返してきた。その姿勢を大きく変えたのは今月4日、バグダッドで武装勢力に拉致されたイタリア人記者が解放直後に米軍兵士に銃撃され、同行していた伊国防省の情報機関高官が射殺された事件だとみられる。
 イタリアでは来月3、4日に14州6県907市町村の知事や市長などを決める統一地方選挙が行われる。任期満了に伴う総選挙が来年に控えており、同地方選は政権の行方を占う大切な選挙となる。与党連合は最近、単発の地方選挙や補選で中道左派の野党に負ける例が目立っている。
 また、同首相は番組で「ブレア英首相と(撤退問題の)話をした。(英伊)両国の世論はこの決断を待っている」と述べ、撤退開始がイタリア独自で下した決定ではないことを示唆した。南部バスラに拠点を置く英軍の指揮下にあることから、ブレア首相と話し合ったとみられる。
 一方、首相発言に先立つ15日夕、伊下院はイラク派遣を今年6月末まで延長するための法案を賛成246、反対180、棄権8で可決した。
[asahi.com 2005年03月16日10時59分]

<ウクライナ軍>イラクから撤退開始 第1陣140人

 タス通信によると、イラク中部に派遣されているウクライナ軍の治安維持部隊は15日、撤退を開始した。派遣部隊約1600人のうち撤退第1陣の140人が同日、輸送機で本国に帰還した。ウクライナ国防省によると、5月までに計700人を帰還させ、残り900人の撤退は12月までに完了させる計画だ。[毎日新聞 3月16日9時57分更新]

<イラク>イラク軍副司令官が米軍に射殺される

 AFP通信によると、バグダッドの西約190キロのバグダディーで15日夜、イラク軍副司令官が検問所で米軍に射殺された。付近一帯には夜間外出禁止令が発令中で、副司令官は当時、基地から帰宅する途中だったという。[毎日新聞 3月16日10時48分更新]

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