嫌疑不十分…

この手の事件で、逮捕されたときは大騒ぎになるけれど、結局、後で不起訴になるというケースがありすぎるような…。

要するに、無実なのに、その瞬間は犯罪者扱いされて、新聞や週刊誌でバッシングされる訳で、困ったもんですね。メディアは、警察情報の垂れ流しではないのか? 報道のあり方を考え直す必要があるのではないでしょうか。

もう1つ、この手の事件でいつも出てくる話。「圧力を受けて、虚偽の自白をした(あるいは上申書を書いてしまった)」というやつ。なぜそうなるのか。自白するのが悪いというのではなく、こういう事件を引き起こす圧迫的な取り調べが、なぜ、なくならないのか、ということ。

女子トイレ侵入容疑の司法修習生を不起訴処分 東京地検(asahi.com)

女子トイレ侵入容疑の司法修習生を不起訴処分 東京地検

 東京地検は28日、東京地裁の女子トイレに侵入したとして、建造物侵入容疑で今年1月に逮捕された司法修習生の男性を嫌疑不十分で不起訴処分にした。「犯人と断定できる証拠が十分にない」としている。
 警視庁丸の内署は1月5日に修習生を逮捕した。修習生は犯行を認める内容の上申書を出していたが、その後否認。同月26日、処分保留で釈放された後に記者会見し、「圧迫した調べを受け、動揺して虚偽の内容を書いてしまった」と説明していた。
[asahi.com 2005年03月28日19時31分]

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  1. 犯罪報道に関して、この国のマスメディアは相当に性質が悪いですね。「推定無罪」の原則は完全に無視され、実名報道はし放題ですし、被害者、逮捕者問わず、家族までも巻き込んだ過剰取材、警察発表に頼りきったベタ記事、誤報があっても訂正は紙面の端でこっそりとやり、謝罪や反省、検証とは殆ど無縁です。
    メディアが早く自浄能力を発揮しないと、市民の側からメディア規制を望む声が強まりそうで心配です。

    圧迫的な取調べも問題ですが、「虚偽の自白」をした人に対して社会も冷たい面がありますね。「本当に潔白ならなんで虚偽の自白なんかするんだ」というように。

  2. 緑の森を楽しく歩いた - trackback on 2005/03/31 at 10:03:56

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