「罪を憎んで…」は孔子の言葉に非ず

ノンポリさんから教えていただいたネタですが、コメント欄に埋もれさせるのはもったいないので、新しいエントリーを起こしました。

小泉首相の「罪を憎んで人を憎まず」発言について、中国文学者・漢詩研究で有名な一海知義先生(神戸大学名誉教授)が、今日の朝日新聞「私の視点」欄で、つぎのように指摘されています。

これ〔小泉首相の「『罪を憎んで人を憎まず』は中国の孔子の言葉だ」という発言〕 を聞いて驚いた。私は五十数年来、専門の対象として中国古典を読んできたが、孔子がこんなことを言っているとは知らなかったからである。少なくとも、信頼できる文献には見あたらない。

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交通事故件数と負傷者が過去最悪

交通事故による死者は7358人と減少。しかし、交通事故件数そのものと負傷者数は増加、安心はしていられません。

04年の交通事故発生件数、過去最悪に 交通安全白書(朝日新聞)
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自分で煮炊きしない自炊

晩飯ぐらいは…と思っても、5分で食べ終わるような食事に30分も40分もかけるのは理屈に合わない! ということで、僕は、「自分で煮炊きしない」自炊をしています。

御飯は「2分で御飯」をレンジでチン! おかずは駅前のスーパーの総菜、あとはインスタント味噌汁とスーパーで買った漬け物…。と、これでも、外食よりは安上がり。

↓「手料理? ありえない」つながり…ということで。(^^;)

日清フーズ株式会社:マ・マー アルデンティーノCM 小西真奈美「彼女はアルデンティーノ」篇
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白川静氏の怒り

哲学者の梅原猛氏が、今日の「東京新聞」夕刊の「思うままに」で、『字統』など漢字の研究で有名な白川静氏の文化勲章受章の祝賀会の話を書かれています。

 最後に、めったに現代政治のことを語らず、人の悪口をいわない白川氏の口から人の悪口が漏れた。それは靖国参拝をやめようとしない小泉首相への批判である。「罪を憎んで人を憎まず」という孔子の言葉を引用して靖国参拝をやめようとしない小泉氏に白川氏はよおど腹の虫がおさまらなかったのであろう。首相の靖国参拝はあの戦争でひどい目にあった中国人の心を深く傷つけるものであるが、その行為を孔子の言葉を用いて弁解するなどとは言語道断であり、日中の友好関係に致命的な打撃を与えるものと氏は思ったのであろう。[東京新聞 2005年5月30日夕刊]

「罪を憎んで人を憎まず」というのは、被害者が加害者に向かっていう言葉であって、加害者の側が被害者に向かっていう科白ではありません。ご本人は、孔子を引き合いにだせば中国だって反論しにくかろう…と思ったのか、あるいは、自分の知識をひけらかしたかったのか分かりませんが、まったくもって「言語道断」というほかありません。
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若者間での所得格差が拡大

内閣府経済社会総合研究所の研究員の研究で、若者の間でフリー所得格差が拡大していることが明らかになりました。

所得格差の要因として、<1>フリーターなど非正規社員が広がったこと、<2>正規社員の中でも所得格差が拡大していること、が指摘されています。

所得格差 若年ほど拡大傾向 フリーター増加が要因(産経新聞)

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今週の「九条の会」(5月29日まで)

今週の「九条の会」関連ニュース(29日までの分)。インターネットで検索して見つかったものをピックアップします。「集会をやります」という事前報道を含みます。

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歴史研究に向かう姿勢

中世史研究をふり返った『歴史評論』6月号に続いて、『歴史評論』5月号の特集「戦争認識と『21世紀歴史学』の課題」を読み始めました。

特集の目次は以下の通り。

  • 荒井信一「学徒兵の戦争体験と『近代の歪み』」
  • 岡部牧夫「15年戦争史研究の歩みと課題」
  • 大八木賢治「戦後歴史教育における戦争」
  • 滝澤民夫「歴史教育と高校生の戦争意識・戦争認識」

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森岡厚労政務官は何を言ったのか?

森岡正宏厚生労働政務官の発言について、事実を確認しておきたいと思います。
さし当たり、一番詳しそうなのは、読売新聞の記事です。

A級戦犯、国内では罪人でない…森岡厚労政務官発言(読売新聞)
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女性の再婚禁止期間はなぜ不合理か

佐々木投手と榎本加奈子さんの再婚話に関連して、女性にのみ6カ月の再婚禁止期間があるのは差別だと書いた(「女性差別」)ところ、「もし妊娠していた場合、誰の子どもかはっきりさせるためではないのか」という意見をいただきました。コメントでお返ししようかとも思ったのですが、長くなるし、大事なテーマなので、新しいエントリーに書き込みます。
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靖国参拝は見送るべき58% 共同通信世論調査

今朝の東京新聞に載った共同通信の世論調査。小泉首相の靖国神社参拝について、「今年は見送るべきだ」が57.7%で、「今年も参拝すべきだ」16.7%を大きく上回りました。また、日中関係改善にむけた政府のとりくみについても、50.8%が「十分だとは思わない」と回答。

首相靖国参拝 「今年は断念を」57% 共同通信世論調査(東京新聞)
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残業代不払い2万件

昨年1年間で、労働基準監督署から是正勧告を受けたのは8万2430件(前年約3000件増)。残業代不払いは2万299件(約1800件増)。

それにしても、定期的な検査を受ける企業の3分の2で違反が指摘されたというのは、ちょっと深刻…。

労基法違反など3000件増 残業代不払いは2万件超(東京新聞)

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日勤教育を見直す前に

JR西日本が懲罰的「日勤教育」見直しへ。

個人的には、懲罰的な「日勤教育」を見直す前に、まず会長、社長以下社幹部に、たとえば大阪駅のホームに立って「とんでもない事故を起こしてしまいました。申し訳ありません」と謝らせるとか、衆人環視の環境で「反省文」を書かせるとか、やってみてほしいんですけどね…。「日勤教育」として何がやられていたか、身をもって体験してもらったうえで、見直しをしてほしいと思うのです。

JR西、「懲罰的」日勤教育を見直し(日経新聞)
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女性差別

僕は榎本加奈子にも佐々木投手にも興味はないけれど、このニュースを聞いて感じたこと。

男は、3月18日に離婚して5月9日に入籍してもOKなのに、女性の場合は法律上6カ月は再婚できないというのは、やっぱり不公平だわな。

もう1つは、赤ん坊が体重1kgの未熟児だったこと。早産の理由は分からないけれど、もし彼女が痩せすぎてるのが原因だったら、これをきっかけに、女性を“ダイエット”に追い込む風潮が少しでも改まってくれたらいいなと思う。

魔神・佐々木、榎本加奈子との入籍と男児誕生を発表(サンスポ)

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給与所得控除の縮小へ 政府税調

政府税調が6月に個人所得課税の見直しに関する報告書をまとめますが、給与所得控除の見直し、配偶者控除の見直しなど、低所得層への増税が中心になっています。

よく、「働いただけ所得が増えないと、働く気がしなくなる。だから、最高税率を引き下げる」とか「広く薄く、平等に負担する」と言われます。しかし、何億も儲けているような個人は、ごく限られています。それにたいして、働いても働いてもろくに給料が上がらないようなサラリーマン層に、去年も増税、今年も増税、来年も増税…と増税の追い打ちをかけたら、それこそ国民の圧倒的多数がやる気をなくすんじゃないでしょうか? すでに高額所得者は減税の恩恵をたっぷり受け取っています。それをさらに減税しなければならない経済学的に合理的な理由は、いったいどこにあるのでしょうか? いまやられているのは、「広く薄く」どころか、低所得者層に「厚く重く」です。

給与所得控除の縮小を提言・政府税調、6月に報告書(日経新聞)
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生涯、漫才師…喜味こいしさんの話

今日の「東京新聞」夕刊(5/27付)の2面「あの人に迫る」に、大阪の漫才師・喜味こいしさんが登場されています。とくに最後に記者が「ぜひ伺いたいのが戦争です」と尋ねたのに、こんなふうに答えられているのが印象に残りました。

原爆や戦争の話はいやなんです。僕ら生きているからよろしいで。でも僕の代わりに誰かが死んでいる。一兵卒から戦争は起きません。えらい方が起こすのが戦争で、一番エライ目をするのが兵隊。戦争は人間がやるもんやない、というて人間がやっている。だから言うだけむなしい。

「僕の代わりに誰かが死んでいる」という気持ち、戦争の話をするのを恥と思う心持ち。ある世代から上の人は、みな、こういう心情を持っておられると思います。

他にも、いかにも「いとし・こいし」らしい話がいろいろ登場します。
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A級戦犯は「赦免」されていない

政府の答弁書によると、A級戦犯については、「減刑」は行われましたが、「赦免」は行われていません。また、「赦免」とは、「刑の執行からの解放」を意味するものであって、赦免されたからといって判決の効力が取り消されるわけではありません。

日本の戦争犯罪についての軍事裁判に関する質問主意書(1991年10月1日提出)

参議院議員吉岡吉典君提出日本の戦争犯罪についての軍事裁判に関する質問に対する答弁書(同10月29日)

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言行が一致するか見守りたい

新しくNHKの放送総局長となった原田豊彦氏が初記者会見。特集番組の政治家への事前説明問題について、「番組の編集は自主的に行うのが基本的立場」「報道の自由、放送の自由は、国民の知る権利にこたえるうえで生命線だ」と発言。

まあ、言行が一致するかどうか、とりあえず見守ることにしたいですね。

NHK「報道放送の自由は生命線」 政治家への説明問題(朝日新聞)
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藤原彰先生の講演「日本のインドネシア占領と独立運動」

懐かしいものを見つけてしまいました。映画「プライド」が公開された時に、「映画の自由と真実を守るネットワーク」の学習会で藤原彰先生がおこなわれた講演記録です。

「日本のインドネシア占領と独立運動」というテーマですが、あの戦争がどういう戦争だったか、非常に分かりやすくお話されています。それにしても、お元気そうな写真…。懐かしいかぎりです。

映画自由ネット:歴史学者:藤原先生 講演録

この講演記録は、不条理日記: 日中関係についての識者の見解をつまみ食い から教えていただきました。御礼申し上げます。m(_’_)m

※講演は、多分、1999年8月3日のものらしい。

いまでもA級戦犯は罪人

自民党の森岡正宏・厚生労働政務官が、「(A級戦犯は)日本国内ではもう罪人ではない」などと発言。

日本は、サンフランシスコ講和条約で、極東軍事裁判の判決を受け入れ、独立が承認されました。森岡氏は、それとも講和条約そのものを否定するつもりなんでしょうか?

森岡政務官、A級戦犯「罪人ではない」・中国の要求に反発(NIKKEI NET)

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