人民日報が日中関係で署名論文

人民日報が、日中関係について、「民間友好を育て中日関係を前進させよう」という署名論文を掲載。

インターネットでいろいろ検索してみたんですが、日本のメディアでは紹介されてないみたいで…。

民間友好を育て中日関係を前進させよう(人民日報署名論文)

 国交正常化後30余年間、中日両国の友好協力関係はたえず妨害を排除しながら重要な進展を収めてきた。しかしこの数年、両国関係は厳しい試練を受けている。「和すれば共に立ち、戦えば共に傷つく」という。中日両国間では共通利益が意見の食い違いをはるかに上回っている。友好協力、互恵・ウィンウィン(共に勝者となること)こそが、両国の根本的利益にかなう唯一の正しい選択である。
 中日国交正常化前も正常化後も、わが国の指導者は中日関係の改善と発展のために心血を注いできた。新中国成立の初期、毛主席と周総理は再三、日本の広範な人民とごく少数の軍国主義分子を厳格に区別すべきだ、広範な日本人民には戦争責任はなく、彼らも侵略戦争の被害者で、中国人民との友好を願っている、さらに「政府の政策決定者と普通の役人を区別すべきだ」と指摘した。当時の複雑で困難な状況下で、われわれは日本当局の中国敵視政策とたたかうとともに、日本人民への働きかけを積極的に行い、顕著な成果を収めた。これを基礎に、政界の有識者、おおぜいの友好的人々によって、民間友好交流の大きなうねりがつくられ、民が官を促し、最終的に中日国交正常化が実現した。
 民が官を促し、官民が並んで進む優れた伝統は中日国交正常化後も受け継がれた。近年中日間の争いが先鋭化したが、両国関係の主流はつねに友好協力であり、この点は現在も変わっておらず、今後も何人といえども簡単に変えられるものではない。現在の複雑な新しい情勢を前にして、われわれは原則を堅持し、日本の対中政策の否定的側面としかるべき闘争を進める一方、同様に大きな力を割いて日本人民に働きかけ、日本国内の中日友好の隊列を大きくし、発展させ、両国関係の健全な発展をはかるべきである。
 中日国交正常化の際、周恩来総理が示した「言ったことは必ず守り、行うことは必ずやり遂げる」と田中角栄首相が応じた「信は万事の本」という言葉は、中日友好の発展にとっての相互理解と相互信頼の極度の重要性をよく示したものである。近年、中日関係の緊張によってもたらされた軽視できない悪影響は、長い時間をかけて育まれてきた両国人民間の友好的感情が損なわれたことである。両国の人的往来は年々増え、昨年400万人を突破したが、相互理解と信頼は正比例で深まっていない。この状況を変えるには、多くの困難できめ細かい仕事をする必要がある。
 民間友好は中日友好の真の原動力である。1990年代以降、日本国内の政治状況は確かに大きく変化した。第二次大戦を経験していない新しい世代の若い政治家の登場に伴い、右寄りの保守思想が台頭し、対中強硬策を主張する声が強まった。これは対日工作の難しさが増すことを意味しているが、われわれには基本的に、中日民間友好を発展させる有利な条件が依然としてある。
 われわれの日本人民に対する働きかけは、根本的には、わが国の対日政策、諸問題に対するわが国人民の反応について、徐々に広範な日本人民の理解が得られるようにすることである。日本人民と一緒に、諸問題を適切に解決し、両国関係の健全で着実な発展をはかるよう努力することである。
[北京5月16日発新華社]

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