生涯、漫才師…喜味こいしさんの話

今日の「東京新聞」夕刊(5/27付)の2面「あの人に迫る」に、大阪の漫才師・喜味こいしさんが登場されています。とくに最後に記者が「ぜひ伺いたいのが戦争です」と尋ねたのに、こんなふうに答えられているのが印象に残りました。

原爆や戦争の話はいやなんです。僕ら生きているからよろしいで。でも僕の代わりに誰かが死んでいる。一兵卒から戦争は起きません。えらい方が起こすのが戦争で、一番エライ目をするのが兵隊。戦争は人間がやるもんやない、というて人間がやっている。だから言うだけむなしい。

「僕の代わりに誰かが死んでいる」という気持ち、戦争の話をするのを恥と思う心持ち。ある世代から上の人は、みな、こういう心情を持っておられると思います。

他にも、いかにも「いとし・こいし」らしい話がいろいろ登場します。

今の若手漫才も荒っぽいですな。お互いを「お前、おれ」と言うことが多いでしょ。日本語には、「君、僕」というええ言葉があるんです。私らはずっとそう読んできた。なんでその言葉を使ってしゃべらんのですかね。

また、「後進に優しい」と言われて、軽く一言。

バレーボールでも監督にどつかれたからうまくなるわけやないでしょ? やる人が一生懸命やからうまくなる。

なるほどと、微笑ましくなります。

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