日本の逮捕を拒絶!

ほんらい、基地外の犯罪の場合は、日本側がそのまま逮捕できることになっています。今回の事件でも、日本側が逮捕してパトカーに乗せようとしたのを、米憲兵が実力阻止して連れ去ったもの。

再出頭したとはいえ、夕方になってからでアルコール検査は無意味に。しかも約2時間の事情聴取で釈放。今後は、任意で調べるという、破格の扱い。日本人の事故で、こんなことありえないでしょう。

米兵追突事故:逮捕も米基地に 更に県警に出頭、釈放(毎日新聞)

米兵追突事故:逮捕も米基地に 更に県警に出頭、釈放

 3日午前0時半ごろ、長崎県佐世保市椎木町の県道で、米海軍上等兵曹、テリー・ペイス容疑者(39)運転の乗用車が追突事故を起こし、同1時37分、県警相浦署員に業務上過失傷害容疑で現行犯逮捕された。しかし駆けつけた米海軍佐世保基地(同市)の警備部隊が「容疑者はけがをしており、基地内の病院で治療をする」と基地に連れ帰った。
 ペイス容疑者は午後5時過ぎ、警備部隊に付き添われて出頭、同署は「日米地位協定に基づく合意事項により米軍と共同で逮捕した」と発表を訂正した。さらに同7時、「証拠隠滅の恐れがなくなった」として同容疑者を釈放、任意捜査に切り替えた。
 同基地によると、ペイス上等兵曹は基地内にある米海軍横須賀艦船修理所佐世保支所に勤務、当時公務外だったという。
 相浦署の調べでは、ペイス上等兵曹は右折待ちで止まっていた同県小佐々(こさざ)町の自営業の男性(45)運転の軽乗用車に追突、男性は首に軽傷を負った。通行人の通報で署員が現場に急行したが、上等兵曹は車から出ず事情聴取やアルコール検知を拒否した。
 上等兵曹は日本語を話せないため署が基地に通訳の派遣を依頼。通訳が到着すると車外に出てきたため逮捕した。ところが署員がパトカーに乗せようとしたところ、通訳とともに訪れていた警備部隊が「上等兵曹は腹と鼻を打ち鼻血を出している。基地内の病院に連れていく」と主張。
 署員は「逮捕したので同行する」と説明したが、警備部隊はパトカーのドアの前に立って上等兵曹を連行されないよう妨害し、手錠をかけられた上等兵曹を4人で守るように取り囲んで米軍の車に乗せて連れ帰った。
 平山博茂副署長は「米軍の警備部隊と話し合う中で、向こうが『共同逮捕だった』という認識を示し、私たちも同調した。『共同逮捕』に変わったのは、理由を後で付けたと解釈されても仕方がない」と話している。
 細田博之官房長官は、上等兵曹が出頭する前の同日午後の記者会見で「けがの治療のため米側施設に移送されており、米側の行為が問題であるとは考えていない。警察は今後、米軍当局の協力を得ながら捜査を行っていく」と述べた。【倉岡一樹】
[毎日新聞 2005年6月3日 21時50分]

米軍憲兵隊、警察が逮捕の米軍人連れ帰る・佐世保市(日経新聞)

米軍憲兵隊、警察が逮捕の米軍人連れ帰る・佐世保市

 3日午前零時半ごろ、長崎県佐世保市の国道11号で、米軍人の乗用車がライトバンに追突、ライトバンの男性が軽傷を負った。相浦署は、米軍人が事情聴取を拒否したため業務上過失傷害の現行犯で逮捕した。
 しかし、現場に駆け付けた米軍佐世保基地の憲兵隊がけがの治療を理由に米軍人を基地内に連れ帰った。同署は身柄の引き渡しを要求。佐世保基地は「治療が済み次第身柄を引き渡す」と説明しているという。
 調べでは、米軍人はテリー・リン・ペイス容疑者(39)。鼻を負傷していたという。
 同署によると、ペイス容疑者は飲酒運転の疑いがあったため検査を求めたが拒否し、事情聴取にも応じなかった。
 逮捕したペイス容疑者をパトカーに乗せようとしたところ、憲兵隊が立ちふさがり、車で連れ帰ったという。
 米軍人の犯罪では、日本の警察と憲兵隊が合同で捜査することもある。外務省日米地位協定室は「今回の事案について詳細が入っていないのでコメントは難しい」としている。〔共同〕[NIKKEI NET 2005/06/04 13:26]

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