アラ還のオッサンがマルクスの勉強やらコンサートの感想やらを書き込んでいます

米下院の対日戦勝決議(続報)

2005年7月17日 at 11:17:57

韓国・中央日報の米下院の対日戦勝決議についての記事を紹介(「米下院が太平洋戦争起こした日本を非難する決議を採択」)しましたが、うにさんが、米議会のデータベースで、その決議にかんする記録を見つけてくださいました。ありがとうございます。m(_’_)m

→決議全文は、http://thomas.loc.gov/cgi-bin/bdquery/z?d109:h.con.res.00191:から、Text of Legislation をクリックし、同決議の3つのバージョンから最後のもの([H.CON.RES.191.RFS])をクリックしてください。

That Congress–

(1) honors all veterans, living and deceased, of the Second World War in both the Pacific and Atlantic theaters on the 60th anniversary year of the War’s conclusion and expresses the deep appreciation and gratitude of the United States for their valor and selfless service to their country;

(2) calls upon the people of the United States to commemorate the 60th anniversary of the final surrender of the Second World War aboard the USS Missouri as a day of remembrance and appreciation for the members of the greatest generation who, through their sacrifices both in the Armed Forces and on the homefront, preserved liberty for future generations and rescued the world from the scourge of fascist militarism;

(3) reaffirms the judgment in Tokyo rendered by the International Military Tribunal for the Far East of 1946-1948 and the conviction of certain individuals as war criminals for their crimes against humanity; and

(4) recognizes that the alliances formed in the Asia-Pacific region following the Second World War, including those with Australia, Japan, the Philippines, the Republic of Korea, and Thailand, have contributed immeasurably to the continued peace and prosperity enjoyed throughout the region.

※↑うにさんのご指摘にもとづいて、決議のリンク先と引用を最終的に採択された文面に訂正しました。

この決議は、第4項で日米同盟を持ち上げているように日米関係の現状を認める立場からのものです。米議会の決議なのですから、それはそれで当然なんですが、そういう立場であっても、第3項で「東京において1946?48年の極東国際軍事裁判によって下された判決と、若干の個人を人道に対する罪で戦争犯罪者とした有罪判決とを再確認する」と明記されているのは、靖国派の戦争史観にたいするアンチテーゼとして重要だと思います。

朝鮮日報も、17日朝、同じニュースを報道しました。

米下院、「太平洋戦争の戦犯裁判再確認」決議案議決へ(朝鮮日報)

米下院、「太平洋戦争の戦犯裁判再確認」決議案議決へ

 米国の下院議会は14日、第2次世界大戦終戦60周年記念に合わせ、東京戦犯裁判の結果を再確認する内容が盛り込まれた決議案を満場一致で議決した。米下院が対日勝利を記念する決議案を議決したことは初めてのことだ。
 「太平洋での終戦60周年を記念し、第2次世界大戦の太平洋・大西洋戦場への参戦兵士を称える決議案」は日本の真珠湾攻撃で勃発した太平洋戦争と、その過程における米軍の犠牲を指摘している。
 決議案は1946年から1948年にわたって極東国際軍事法廷が東京で下した判決やこの法廷が該当する個々人に対し、(戦争中)反人類犯罪の容疑で戦犯有罪評決を下したことを再確認するという内容が含まれている。
 今回の決議案は第2次世界大戦で、他の国を侵略した日本の戦犯たちの行為を反人類犯罪行為と規定したことを再確認したもので、最近の靖国神社参拝問題など、日本一部による歴史歪曲問題に対する間接的な批判という見方もできる。
[朝鮮日報 : 2005/07/17 09:12]

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2 Responses to “米下院の対日戦勝決議(続報)”

  1. Text of Legislation のところからたどれるのが、全文だと思います。3つ目のバージョンが一番新しい日付みたいです。

    http://thomas.loc.gov/cgi-bin/query/D?c109:3:./temp/~c109CoApK5::

    いつも rss で拝読させていただいています。これからもよろしくお願いいたします。

  2. >うにさん、またまたありがとうございます。

    教えていただいたhttp://thomas.loc.gov/cgi-bin/query/D?c109:3:./temp/~c109CoApK5:: は、エラーになってしまいます。

    どうやらテンポラリファイルとして生成されているみたいです。ということで、決議に直接リンクを張るのは諦めました。

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