とりあえず読み終わりました

河島みどり『ムラヴィンスキーと私』(草思社、2005年5月刊)とヨアヒム・フェスト『ヒトラー 最期の12日間』(岩波書店、鈴木直訳、同6月刊)をとりあえず読み終えました。

河島さんの本は、もともとムラヴィンスキーが好きな指揮者だったので、一気に読んでしまいました。特に印象に残ったのは、スターリン支配下の息苦しい時代に、ショスタコーヴィッチと交わした音楽的な交流です。たとえば、彼の交響曲第8番についてムラヴィンスキーが書いていることを読むと、僕の聴き方なんて(当然のことですが)全然甘いなぁと痛感。もう一度、じっくりと聴き直してみたくなりました。テープレコーダーが登場すると、ショスタコーヴィッチがすぐに買って、自分の曲の演奏を録音して、一音一音にこだわって聴き返し、ムラヴィンスキーにもすぐテープレコーダーを買うように勧めたりしたエピソードも紹介されています。
また、ムラヴィンスキーのチャイコフスキーへの傾倒ぶりも、初めて知りました。ちょうど、職場の先輩であるT代さんから、珍しく西側でムラヴィンスキーが振ったチャイコフスキーのCDの話を聞いたところだったので、今日、そのCDも買ってきてしまいました。(^_^;)
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