今年の絶対見るべきでない映画第1位!

予告編を見たときは、設定のセンスがいいと思って、わざわざ渋谷まで見に行ったのですが、結果は、今年の絶対見るべきでない映画第1位に見事当選! 隣に座った欧米系外国人女性(英語喋ってたからたぶんアメリカ人だろうけど)が途中で席を立っていったのは、ある意味、正解だったかも。(今年19本目)

イギリス映画「0:34 レイジ34フン」。

0:34 レイジ34フン

パーティの帰り、終電に乗りそこねたケイト(フランカ・ポテンテ)が、地下鉄駅構内に閉じ込められてしまう。呼べど叫べど誰もいない。そこに、なぜか電車がホームに入ってくる。助かったとケイトは電車に乗るが、間もなく電車は急停車し、車内の灯りが消える…。

おっ! 事件が起こるか!? と、思った瞬間、現われたのは、ケイトにしつこくつきまとっていたナンパ野郎のガイ。クスリでハイになったガイは、ケイトをレイプしようとする。その瞬間、ガイは車外に引きずり出され、何ものかに襲われる…。

とまあ、このへんまではなかなかミステリアスで、事件の正体が何なのかも分からず、結構引き込まれたのですが、しかし、割と早めに“犯人”が人間であることが分かってしまうし、さらに、その“犯人”があっさりとその正体をさらけ出してしまいます。で、そこからあとは、ただただひたすらスプラッター…。逃げ回る場所が、地下鉄のさらに下にある下水道のなかだもんだから、やたら汚く、臭く、さらにグッチャグッチャとスプラッタするもんだから、正直言って、どこまで耐えられるかといった我慢比べという感じです。

これで、逃げ回るヒロインが可憐な女性だったりすると、見る楽しみもあるのでしょうが、フランカ・ポテンテは、ちょっとごつ過ぎでした。やっぱ、この手の作品では、“誰”が犯人なのか、いや“誰”以前に、“何”が襲ってきているのかを、どこまで明かさずにひっぱれるか、が勝負でしょう。無人の地下鉄、さらに、都会の地下を網の目のように走る下水道…と、舞台はバッチリなんだから、そのへんはもうちょっと工夫してほしかったですね。

ということで、大外れの映画でした。(^_^;)

原題:CREEP といってもコーヒーに入れるやつじゃない。(虫が)はい回る、ゆっくり忍び歩く、こっそり近づく、といった意味。という訳で、邦題の付け方がうまかった、というところかな。

『0:34 レイ_ジ_34フン』オフィシャルサイト

【作品情報】監督・脚本:クリストファー・スミス/出演:フランカ・ポテンテ(ケイト)、ポール・ラットレイ(ジミー)、ケリー・スコット(マンディ)、バス・ブラックウッド(ジョージ)、ジェレミー・シェフィールド(ガイ)/制作:2005年、英

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  1. Blog・キネマ文化論 - trackback on 2005/08/27 at 18:28:20

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