有権者の投票動向 総選挙の結果をどう見るか(7)

毎日新聞の出口調査から(9月13日付10面)

●比例代表で主要5党はどこから得票したか

自民党 自民支持層 民主支持層 無党派層
今回 75% 5% 14%
前回 81% 1% 12%
民主党 自民支持層 民主支持層 無党派層
今回 17% 52% 23%
前回 20% 44% 27%
公明党 自民支持層 民主支持層 公明支持層 無党派層
今回 29% 3% 48% 13%
前回 21% 3% 54% 14%
共産党 自民支持層 民主支持層 共産支持層 無党派層
今回 9% 7% 51% 25%
前回 8% 4% 56% 24%
社民党 自民支持層 民主支持層 社民支持層 無党派層
今回 13% 14% 37% 27%
前回 9% 7% 49% 29%


公明党で自民党支持層からの得票が21%→29%と伸びているのは自公協力の分でしょう。それを除くと、社民党が、自民支持層からの得票を9%→13%、民主支持層からの得票を7%→14%と伸ばしているのが目立ちますが、このあたりは「憲法を守れ」を全面に掲げて、ある意味、「郵政」小泉に対抗してシングル・イシューで社民党を押し出したことが反映しているのかも。

また、自公協力について、こんな試算も上げています。

当選 落選
今回のケース 219人
比例公明票が半分しか入らなかった場合 180人 39人
比例公明票が全くなかった場合 126人 93人

これは、「公明候補のいない選挙区では比例の公明票がすべて自民党候補にはいると仮定し、自民党候補がえた票数からその小選挙区での公明党の比例得票数」を差し引いて当落を判定したもの。比例代表の重複立候補での復活当選を除外。03年総選挙の場合にくらべ、自民党の得票が増えたので、公明党票のありがたみは若干薄れたものの、それでも公明票が半減しただけでも、自民党の当選者は6分の1ほどへる計算になり、もはや自民党にとって「公明票」は“やめたくてもやめられない”存在になっているようです。

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  1. はじめまして。
    僕は長期的視野に立って、まったくの「新党」の結成が必要だと思っています。

    それも…
    ・これまでの日本の馴れ合い主義、おねだり主義、保護主義を否定することから始める→自己責任型社会への転換
    ・全く政治に縁のなかった20代、30代を中心にして構成(まともに国のことを考えているかどうか疑わしい世代だから)
    ・既成政党の政治家や官僚出身者など政治経験者の参加は断固拒否(ヘタに政治を知ってる人間では、思いきった発想など出てくるとは思えない)

    という、全くゼロからの立ち上げが必要になると思います。

    もう「国に何とかしてもらおう」ではなく、「この国を良くするために、何が自分たちにできるのか」という時代になっていると思いますよ。

  2. GAKUさんへ。
    コメントありがとうございました。GAKUさんの考え方はよく分かります。僕も基本的な考えはあなたと同じだと思ってください。

    ただ、僕が言いたいのは「余計な支援までしていないか?」ということなんです。

     僕は努力する人たちに対しては正当に評価されるべきだと思っているし、努力したくてもどうしてもできない人には手を差し伸べてあげるべき、と思っています。
    しかし、努力できるのにそれをしないで誰かに頼る、何かに依存するということには厳しくあたるべき、というのが僕の考えの根底なのです。
     要するに、努力できるはずなのに何も努力していないで文句ばっかり言わせるのは論外だ、と考えているわけです。

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