内閣支持率

第3次小泉改造内閣の発足に合わせて、マスコミが内閣支持率の世論調査を実施。日経56%、共同60%、読売51%など、いずれも高い結果が出ています。

しかし、その中身を見ていくと、なんでこれで支持率高いの?というものばかり。

たとえば、共同の世論調査では、改造の顔ぶれの評価は「代わり映えがしない」23.8%が最多。ほかに「改革のイメージがない」「全く期待外れ」など否定的評価が48.3%にたいし、肯定的評価は「改革に向けた意気込みを感じる」19.5%、「派閥にとらわれず、清心だ」「重厚で安定感がある」など43.0%と、否定的評価の方が上回っています(「東京」11月2日付)。「読売」の調査でも、新鮮さを「感じない」53.9%、「外交政策で成果を上げられないという人が54%、社会保障制度改革を実現できないと思う人が56%」などなど(同紙11月2日付)。

ほんとに、これで、どうして内閣支持率が高くなるんでしょう?

その理由を示しているらしいのが、同じ「読売」の調査で、「新しい内閣によって、小泉首相が進めてきた改革路線は、さらにすすむと思いますか」という質問に、「進むと思う」と回答した人が72.3%にものぼっているという結果です。

つまり、閣僚メンバーは代わり映えがしないし、新鮮さもないけれど、ともかく小泉首相が何かやってくれそうだから支持する、という感じです。

こんどの総選挙については、自民党が繰り返し、繰り返し「改革を止めるな」と叫んでいたことが、閉塞感をもっている有権者の支持をあつめたという分析がありますが、そういう「期待感」が、ある部分で、引き続き存在している、ということなのかもしれません。

しかし他方で、小泉首相が繰り返す「小さな政府」路線については、あの「読売」でさえ、「首相のコストカット一辺倒の『小さな政府』路線の先には何があるのか。国民の間には、これからの経済負担増への不安が強い」と指摘せざるをえないのが実際のところです(「総仕上げ・小泉政権」上、同紙11月2日付)。「改革」の正体がどこまで明らかになるか。小泉内閣「高支持率」の正体は、そのあたりにありそうです。

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  1. 日々のニュースを見ていると
    本当にむなしさが走ります。

    先の選挙の比例代表得票率では自民党は約38%、
    公明党は集計していませんが、総務省の得票率では
    だいたい12?13%程度のようです。

    両方をあわせると、約50%。
    それに内閣改造おめでとう!気分の人がプラスアルファ
    という感じかと私は見ています。

  2. 小泉内閣の支持率が一桁台になるまで - trackback on 2005/11/03 at 00:01:04

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