今週のマガジン9条

最近、すっかり読むのをサボっていた「マガジン九条」ですが、先週号から2回続けて「この人に聞いた」コーナーに翻訳家であり作家でもある松本侑子さんが登場。最初は、この人誰?なんて思いながら読み始めたのですが、う〜む、非常にしっかりしたご意見で、すっかり感心してしまいました。

とくに今週は、もし自民党改憲案のように、「自衛隊」が「自衛軍」に書き換えられたらどうなるか? ということを、リアルに考えてみようというお話。

たとえば「誰が自衛軍に入るのか?」。たんに徴兵制だというのでなく、志願制のもとでも、たとえばニートやフリーターなど、仕事や経済的に困っている青年が結局志願させられるのではないか。

それから、軍隊が出来ると、それにまつわるいろんな国家機密が生まれます。第2次世界大戦中は、天気予報だって、敵に攻撃しやすいかどうかを教えることになると、禁止されてしまったほど。いまは、天気予報が規制されることは考えられないだろうけれど、予算、作戦計画から始まって、たとえばどの企業にどんな装備・兵器がどれぐらい発注されているか、なんていうのは規制される可能性大。

さらに、自衛軍が出来れば、現在の「武器輸出三原則」(要するに、日本は紛争国などには武器は輸出しないという輸出禁止原則)や非核三原則(核兵器を、持たない、作らない、持ち込ませない)だって、変更される可能性は大きい。松本さんは、先週のインタビューでは、「憲法9条は形骸化している」という意見に対し、非核三原則や武器輸出三原則は「9条がなければ生まれなかったルールで、今も有効」だといって、「9条は形骸化していない」「しっかり機能している」と指摘されています。

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