ヒル米国防次官補、靖国問題での日中・日韓関係の悪化に懸念を表明

ヒル米国防次官補が、5日記者会見し、そのなかで、小泉首相の靖国神社参拝問題をめぐって日中・日韓関係が悪化していることに米政府の懸念を表明しました。

日経新聞によれば、ヒル国務次官補は、明言はしなかったものの、米政権内部に小泉首相の靖国参拝に批判的な意見があることを示唆。毎日新聞が報道したように、「米国には仲介の意思がないことを改めて明確にした」というのも、同じように、小泉首相の靖国参拝そのものを容認するつもりがないからでしょう。

米国務次官補、日本に中韓と関係改善を促す(日経新聞)

米国務次官補、日本に中韓と関係改善を促す

 【ワシントン=秋田浩之】ヒル米国務次官補(東アジア・太平洋担当)は5日、日本人記者団のインタビューに応じ、日本と周辺国の関係について「米国は日本と中韓が良好な関係にあることを強く望む。日中が問題を抱えることは米国にとって何の国益にもならない」と改善を促した。
 かつて戦火を交えた欧州に関して「大きな歴史の重荷を抱えていたが、極めて困難な問題を過去のものとし、前進し、統合した」と指摘。日中韓が歴史問題を克服することへの期待感を示した。
 小泉純一郎首相の靖国参拝への米政府内の反応を聞かれ、「皆が意見を持っている。私にも意見はある」と語り、批判的な見解もあることを示唆した。[NIKKEI NET 2006/01/06 19:27]

ヒル米首席代表:北朝鮮との2国間協議は応じず(毎日新聞)

ヒル米首席代表:北朝鮮との2国間協議は応じず

 【ワシントン笠原敏彦】6カ国協議の米首席代表を務めるヒル国務次官補(東アジア・太平洋担当)は5日、日本人記者団と会見し、北朝鮮が求めている金融制裁での2国間協議には応じない姿勢を確認した。また、小泉純一郎首相の靖国神社参拝問題などで悪化する日本と中国、韓国との関係に懸念を表明する一方で、米国には仲介の意思がないことを改めて明確にした。
 ヒル次官補は、北朝鮮が米財務省によるマカオの銀行への制裁を協議再開に応じない理由にしていることについて、「協議は昨年9月の共同声明の履行段階を迎え、極めて難しくなっている。北朝鮮は早期に交渉へ復帰しない理由にしているのだろう」と述べた。北朝鮮の真意は交渉の「時間稼ぎ」にあるとの見解を示したものだ。
 米国は同問題で専門家による法的説明を行うと提案しているのに対し、北朝鮮側はヒル次官補も出席する2国間協議を要求。ヒル次官補は「北朝鮮は自らの違法行為を、米国との直接交渉を行うという目標に利用しようとしている」と批判し、法的説明以外には応じない方針を改めて示した。
 ヒル次官補はまた、靖国神社参拝問題を受けた日本と中韓との関係悪化について「我々は、過去の問題が解決されない事実、アジアの国々の2国間関係の現状を心配している」と語った。[毎日新聞 2006年1月6日 11時00分]

中韓との関係改善呼び掛け 歴史問題、自ら解決を
[2006.01.06 共同通信]

 【ワシントン5日共同】ヒル米国務次官補は五日、日本メディアとの会見で、日本と近隣諸国との関係悪化に懸念を表明。「米国は特に日中、日韓が良好な関係にあることを望む」と述べ、関係改善への努力を呼び掛けた。
 中韓両国が強く批判する小泉純一郎首相の靖国神社参拝について、次官補は「首相が何をすべきか助言するのは私ではない」とした上で、過去の問題を克服して統合を果たした欧州を引き合いに、アジア諸国も自らの手で歴史問題を解決すべきだと強調した。
 日中関係改善のため米政府がより積極的に仲介努力をすべきだとの意見については「そうした役割を果たす必要性があるとは思わない」として、日中両国が対話を進める以外の解決策はないとの見解を示した。

↓こっちは2chに紹介されていたもの。

米・ヒル国務次官補、日中・日韓関係の悪化に懸念表明 関係改善への努力呼びかけ

 アメリカのヒル国務次官補は5日、日本メディアとの会見で日本と中国・韓国との関係悪化に懸念を表明し、関係改善への努力を呼びかけた。
 6カ国協議で、アメリカの首席代表を務めるヒル国務次官補は、会見で「小泉首相に助言をするのは、わたしではない」と断りながらも、靖国神社参拝をめぐって、日本と中国・韓国との関係が悪化していることについて、「われわれは、アジア諸国の過去の問題が全面的に解決していないことを懸念している」と述べた。そのうえで、ヒル次官補は「アメリカは、日中・日韓関係が良好な関係にあることを望む」と述べ、関係国が対話を進め、歴史問題を解決するよう努力を求めた。

ソース(FNN)http://www.fnn-news.com/headlines/CONN00083125.html

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