阪神大震災から11年

阪神大震災が起きたときのことについては、昨年、「阪神大震災から10年」に書いたとおりです。

しかし、11年立ってみて、新聞やテレビでは、首都圏を含む地震の危険性がたびたび取り上げられるにもかかわらず、本当の意味で、日本が震災に強い国になったのか疑問に思わざるをえない状況が続いていると思います。

とくに、あれだけの巨大都市直下地震であったにもかかわらず、6000人余の犠牲ですんだということを、私たちはもっと真剣に受け止めるべきだといつも思います。次、大都市直下地震が起きるときは、通勤ラッシュの真っ最中かも知れず、夕食のために多くの家庭で火を使っている時間の真っ最中かも知れません。首都高が渋滞している真っ最中に地震が起こったら、どうなるか? そういう“想像力”がもっと求められるのではないでしょうか。

同時に、6000人余の犠牲に日本中があれだけつらい思いをしたのに対して、いま年間3万以上の人が自殺をし、減少傾向にあるとはいえ、数千人の交通事故死が繰り返されていることに、私たちはもっと目を向けるべきではないのかとも思います。

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