検査官が、輸入再開の条件を知らなかった…?

NHKニュースによると、アメリカのジョハンズ農務長官が記者会見し、米国産輸入牛肉から脊柱が見つかった事件について、農務省から派遣された検査官が、日本向けの牛肉から背骨を取り除かなければならないことを認識していなかったと、米側の責任を認めました。

農務省の検査官が、輸出再開の条件を認識していないとは…。挙げ句の果てに、「30カ月未満の牛であり、アメリカでは脊柱を取り除く必要はない」と言い出すぐらいだし。日本への輸出再開条件を守る気が、ほんとにあるのでしょうか?

米農務長官 検査官の認識不足(NHKニュース)

米農務長官 検査官の認識不足

 アメリカのジョハンズ農務長官は20日、緊急に記者会見し、農務省から派遣された検査官が日本向けに輸出する牛肉からは背骨を取り除かなくてはならないことを認識していなかったとしてアメリカ農務省の責任を認め、調査結果をまとめた報告書を早急に日本政府に提出する考えを示しました。
 この中でジョハンズ農務長官は、「安全性に問題はなかったが、今回の事態は明らかにアメリカに非があり、深刻に受け止めている。速やかに対策を講じる」と述べ、アメリカ農務省に責任があることを認めました。農務長官によりますと問題の食肉処理施設に派遣された農務省の検査官は、日本向けに輸出する牛肉は背骨を取り除かなくてはならないことを認識していなかったため、背骨が残ったままの牛肉を日本に輸出するのを認めたということで、ジョハンズ農務長官は「われわれの検査官が気づくべきだった。2度とこうしたことが起きないようにする」と述べました。そのうえで、問題の施設の日本向け輸出の認定を取り消すとともに検査官を対象に研修を行い、日本向けの条件を徹底させること。また、日本への輸出が認められている施設に対して抜き打ちの検査を実施し、日本に農務省の担当官を緊急に派遣するなどの対策をとることを明らかにしました。さらに、ジョハンズ農務長官は「調査結果や関係者の処分について直ちにまとめ、日本政府に報告書を提出する」としています。

米農務長官、牛肉処理の全施設点検を指示(朝日新聞)

米農務長官、牛肉処理の全施設点検を指示
[asahi.com 2006年01月21日00時49分]

 日本が米国産牛肉を再び禁輸措置にしたことについて、ジョハンズ米農務長官は20日、「今回の事態を非常に深刻に受け止めている。処理手続きが輸出向けの基準を満たしていることを確認するため、全施設に追加の検査官を派遣した」とする声明を発表した。また、すでに輸出された牛肉が日本との合意内容を満たしていることを日本側と合同で確認するため、検査官のチームを日本に派遣するという。
 同長官は記者会見し、日本側の措置について「過剰反応だとは思わない。日本側の懸念を解消できるよう積極的に努める」と述べた。
 声明は、今回の牛肉に含まれていた脊柱(せきちゅう)について「生後30カ月以下の牛肉であり、米国基準では特定危険部位にあたらない」としつつも、「日本との合意を満たしていなかった」と認めた。
 牛肉を処理した施設はすでに日本向けに輸出できる対象施設から外され、今後は輸出できないという。また、検査を担当して輸出を承認した農務省の検査官に対し、人事上の措置をとるとしている。

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