今週の「九条の会」(1月23日まで)

全国各地の「九条の会」の動きを紹介したニュースです。新年になって最初ですが、今年も引き続き掲載していきたいと思います。

九条の会・小松が集会
嘉手納の米軍戦闘機、小松基地への移転反対
[asahi.com マイタウン石川 2006年01月23日]

 憲法9条の改正に反対する市民団体「九条の会・小松」の集会が22日、小松市白江町の市第一地区コミュニティセンターで開かれ、米軍嘉手納基地所属のF15戦闘機の小松基地移転に反対する講演や、沖縄の基地反対運動を追ったビデオ上映などがあった。
 集会では市内の医師帯刀裕之さん(48)が、沖縄・嘉手納町在住の歌手で元「ネーネーズ」リーダーの古謝(こじゃ)美佐子さんのCDを流し、「歌や踊りといった沖縄の心を大切にしながら、平和の運動を繰り広げていくことが大事」と集まった約40人の市民に語りかけた。
 また、「(在日米軍再編で)移転先とされる自治体の多くの知事や首長が反対しているが、県や小松市の態度はまるで“ウェルカム”と言っているよう。市民が頑張っていくしかない」と訴えた。
 小松基地騒音訴訟の原告団の1人で、集会で講演もした元教員辰巳國雄さん(75)は「沖縄の米軍が小松に来るなどもってのほか。そもそも沖縄に米軍がいること自体、もってのほかではないだろうか」と話した。
 同市では29日も午後2時から市公会堂で反対集会が開かれるほか、デモや小松基地前での抗議行動がある。

60人が撤回求め気勢 雨の中、市民団体が集会 鹿屋への米軍移転
[西日本新聞 2006年 1月22日 (日) ]

 海上自衛隊鹿屋航空基地への米軍空中給油機の移転に反対する市民団体の「反戦・反核・平和運動をすすめる大隅市民の会」(上山陸三代表)と「九条の会・おおすみ」(堂園誠一代表)は二十一日、同基地前で抗議集会を開いた。雨が降る中、参加者約六十人が計画の撤回を求めて気勢を上げた。
 集会では、堂園代表が「これほどの大問題を前に、鹿屋の市民運動や学生運動が盛り上がらないのは残念だ」と述べ、上山代表は「沖縄など全国各地で起きている反対運動と連帯していこう」と呼び掛けていた。
 両団体は、今後、移転反対の署名活動や街宣活動を強化していくことを確認した。

憲法を考えイラク戦争を知る 相楽九条の会が講演会
[京都新聞 2006年1月21日(土)]

 憲法改正の問題点を考え、イラク戦争の現実を知る講演会が21日、京都府木津町木津の東部交流会館であった。戦争で被害にあったイラクの子どもたちの様子が生々しい映像で紹介された。
 相楽九条の会(石橋平和代表)が主催し、約50人が参加した。「自民党改憲草案の危うさ」をテーマに、弁護士の出口治男さんが最初に話し、「改正草案は国際協調の名のもとに自衛軍が海外に派遣されるようになっている。われわれの子どもや孫が戦争に行くことになる」と批判した。
 「イラクの子どもを救う会」代表で、ジャーナリストの西谷文和さんは、イラクで取材した、劣化ウラン弾の被害にあった幼い子どもや民家を銃撃する米軍兵、路上に倒れるイラク人の遺体などを映し出した。「多くの日本人はイラク戦争の実態を知らない。関心を持ってアンテナを広げないと、誤った情報にだまされてしまう」と訴えた。

絵本「岡山弁憲法」完成しました
[asahi.com マイタウン岡山 2006年01月20日]

 憲法を岡山弁に置き換えて挿絵入りにした絵本「岡山弁憲法」が完成した。市民団体「九条の会・岡山」が取り組んだ。呼びかけ人代表の一人、臼井雅一さん(37)は「憲法9条と言っても、何が書かれているか知らない人がほとんどだった。親しみやすい絵も入っているので、手にとってほしい」と話す。
 憲法を岡山弁に「翻訳」する作業は昨年3月末、99人が携わって仕上げた。この岡山弁憲法に挿絵を添えようと、岡山市内の公園で7月、催しを開き、小学生らに愛や自然などをテーマにした絵を描いてもらったり、公募したりした。
 絵本はA5判、32ページ。憲法99条のうち27条が載っている。「わいらー、国際平和いうんをほんま求めとるけぇーのぉー(略)」「(略)軍隊やこうはいりゃあへんのじゃあ」などと翻訳された憲法9条には、花や木に囲まれた家の絵が添えられている。
 「国民の為を思わんような公務員は、公務員でおっちゃあ おえんのじゃあー」などと置き換えられた15条の挿絵は、小川のほとりにベンチが描かれている。「わいらーは、憲法で保障されとんじゃけぇ、言いてぇーこたぁー何でも言やぁーえぇーんじゃ」などと岡山弁に換えた21条は、大きな木の絵だ。
 九条の会は岡山弁憲法の絵本を3千部作った。うち千部は、希望する幼稚園や小・中・高校など教育機関に1部贈る(送料別)。2部目からと、そのほかの希望者には、実費(1冊500円、送料別)で販売している。
 申し込みは、送り先の住所、教育機関名などの名称、140円切手を同封し、〒700-0011 岡山市学南町2の5の73、姫井事務所内の九条の会・岡山絵本係へ。問い合わせは九条の会・岡山絵本係(086・251・4200)へ。

埼玉・小川町で「九条の会」の集い開催
[JanJan 2006/01/17]

 埼玉県の「おがわ町九条の会」が1月15日、新年初めての集会「憲法と私たちの暮らしを考える集い」を開き、65人が参加した。
 冒頭の挨拶で、昨年8月に180人で発足した「おがわ町九条の会」は現在、320人に増え、埼玉県内では122、全国では4079団体の「9条の会」が発足していると報告された。
 第1部の「問題提起」では「おがわ町九条の会」の運営委員で事務局にも参加している渡辺礼一さんから「改憲案9条をどうしようとしているのか。改憲論に見る戦争放棄と安全保障。自民党草案から」と題した解説があった。
 憲法前文、国民の権利と義務、改正条項を中心に自民党案と現憲法の違いについて、がその内容である。また、自民党案の「軍事裁判所」の設置や、「社会的儀礼や習俗的行為」の名の下に、国や公共団体の宗教への関与を認めていることの危険性も指摘された。
 第2部の最初はかつて『従軍看護婦』であった女性の体験談。敗戦直後に周辺状況が一気に変わったにもかかわらず、彼女たちには何の「情報」も届かず、ただ夢中で逃げ出したことなどが話された。
 その後、3人の女性町議が、【言論の自由が保障されている今だからこそ、「9条改憲ストップ」】、【100年、戦争をしない国をめざそう!】、【命を生み出す女性として、「戦争と平和」を語って生きたい】と、それぞれのテーマでその思いを訴えた。
 休憩後、「私の意見」のコーナーでは会場参加者からの質問・意見のほか、自由な発言があり、何れも現状を危惧すると共に今後へ前向きの意見が続いた。(芹沢昇雄)

平和への思い語る 草の根メディア9条の会 本格的に始動/さいたま
[埼玉新聞 2006年1月15日(日)]

 県内などで憲法九条を守る情報を発信したり表現活動している市民らで昨年11月に結成された「草の根メディア9条の会」はこのほど、さいたま市内で集いを開き本格的な活動を始めた。県内だけでなく都内から来た人もおり、職場新聞の発行、自分のブログでの発信、音楽や演劇を通じての活動、出版物の発行など情報発信のメディアはさまざま。「新春憲法語りぞめ」と題し出席者約30人が、自分の活動を通して平和への思いを語った。
 集いでは「仕事とは関係ないが個人でブログを作って発信している」「九条を子どもに広めていきたい」「九条をテーマにしたミュージカルをしたい」など出席者がそれぞれの活動を報告しながら、戦争放棄をうたった九条の大切さを語った。 九条の大切さをどう訴えていくか、若い世代や考えの違う人にどう理解してもらえるかなど、情報を発信する時の課題も出された。
 また、新座市在住で小泉首相のものまねなどで社会風刺のライブ活動をしているタレントの松元ヒロさんも参加。「憲法をテーマにコントし平和を食い物にしているといわれているが、戦争を食い物にしているよりいい」と話し参加者を笑わせていた。
 「草の根メディア九条の会」は、草の根レベルで九条を守る情報発信や表現活動をしている人をつなげ九条を守る運動を広げようと、熊谷市出身の作家森村誠一さん、松元さんらが呼びかけ人となって結成された。賛同者は現在140人。
 情報発信したり表現活動をしている人なら県内に限らず参加できる。問い合わせは会事務局(電話048・824・0094)へ。

’06挑む:/9止 連携強める「草の根護憲」/兵庫
[毎日新聞但馬版 2006年1月12日]

◇イベントで若者にもPR――多聞・神陵台9条の会世話人代表、増田紘さん

 憲法改正手続きを定める国民投票法案が今月召集の通常国会に提出される可能性が高まっている。憲法問題の焦点は9条。戦後日本の平和の象徴でもあった9条見直しの動きに、地域からストップをかけようと、草の根グループは今年、取り組みを強めようとしている。
 神戸市垂水区の山の手に広がる住宅団地の住民らが昨年5月に結成した「多聞・神陵台9条の会」は、地元のスーパーや商店街などで週末の署名活動に今年も取り組む。同会の世話人代表で、兵庫県自治体問題研究所事務局長の増田紘さん(66)は「自分たちの未来にかかわる大事な問題なのに、昨年の衆院選では郵政民営化にかき消され争点にならなかった。特に若い人たちに関心を持ってもらえるような取り組みを考え、国民投票が行われた時、地域から『9条改正ノー』の票が過半数を超えることを目指す」と語る。
 9条の会は作家の井上ひさしさんや哲学者の梅原猛さんらが呼びかけ、全国に広がった。県内でも昨年末までに地域や職域などに約120の9条の会が生まれた。
 増田さんは旧国民学校1年生の時に終戦。大学で60年安保闘争を経験し、県職員となってからは組合活動を通じて、護憲運動に取り組んできた。
 世話人代表として、署名活動のほか、憲法学習会などを開いてきたが、若者の関心の低さが気になっている。
 毎日新聞の昨年9月の世論調査では改憲に58%が賛成だが、9条改正は62%が反対と国民を2分する結果が出ている。
 一方、自民党は昨年11月、戦力不保持を定めた9条2項を改定し、「自衛軍」を明記した新憲法草案を打ち出した。民主、公明党も国民投票法案の提出には前向きだ。
 こうした動きに対し、これまで個々に活動してきた各地の9条の会が連携する動きも出てきている。県弁護士9条の会などが準備会をつくり、今年3月11?26日、各地でコンサートや講演会、上映会などのイベントを繰り広げる「9条の心 ピースフェスタ」が計画され、「多聞・神陵台9条の会」も参加予定だ。
 増田さんは「花見でもバーベキューでも何でもいいから、若い人が楽しみながら憲法について考える機会をつくりたい」と言う。【山本真也】=おわり

音楽も平和なればこそ 九条の会などが文化祭/上尾
[埼玉新聞 2006年1月8日(日)]

 憲法九条を守ろうと呼びかける「上尾平和文化祭」が七日、上尾市柏座の市コミュニティセンターであった。同市内の芸術家らで構成する実行委員会主催で、演奏や講演を通して呼びかけた=写真。
 昨年発足した上尾音楽家「九条の会」と、上尾学者・文化人「九条の会」などが実行委員会を結成した。歌や尺八、ピアノなどによる演奏のほか、会場ロビーでは市民らが制作した絵画や書、写真なども展示された。
 また、作家の大江健三郎氏ら識者でつくる「九条の会」事務局長で東京大教授の小森陽一氏による講演も行われた。
 同実行委は「憲法九条は平和へとつながり、平和があってこそ、音楽も文化活動も行える」と訴えた。

「母の視点で改憲阻止」 沖縄・女性九条の会
[琉球新報 2006-1-6 9:28:00]

 戦力放棄をうたう憲法九条を守ろうと、県内の法曹者や学者、文化人の女性らが中心となり、「沖縄・女性九条の会」の結成準備を進めている。5日に県庁で会見を開き、2月14日午後6時半から那覇市西の県女性総合センターてぃるるで開く結成総会に、多くの女性の参加を呼び掛けた。
 同会は大江健三郎氏、加藤周一氏ら文化人が2004年6月に結成した「九条の会」に合わせて結成。女性の視点から九条堅持のほか、両性の平等をうたう憲法24条の堅持も訴えていく。
 共同代表の一人で弁護士の真境名光さんは「(改憲による戦争への)危機に直面していることを多くの人に訴えたい。母親でもある女性の視点から改憲阻止に取り組む」と語った。大学非常勤講師の真喜志美絵さんは「改憲問題や憲法そのものについて、より考えを深めるような活動を展開したい」と話した。
 来月の結成総会では、女優の北島角子さんによるウチナーグチの憲法朗読も企画している。問い合わせは098(853)3281、同会事務局まで。

沖縄・女性9条の会結成へ 憲法改正の動きに危機感
[八重山毎日新聞 2006-01-06]

 【那覇】憲法改正の動きに危機感を抱く県内の女性有志が5日、県庁記者クラブで会見し、「沖縄・女性9条の会」を結成すると発表した。2月14日午後6時半から県女性総合センター「てぃるる」で結成総会を開く。有志らは「沖縄の女性たちが声を上げるときではないか」と幅広い参加を呼びかけた。
 呼びかけ人は1フィート運動の会事務局長の中村文子、弁護士の真境名光、役者の北島角子の3氏ら22人。
 アピール文は自民党の新憲法草案について「集団的自衛権に道を開くという、驚くべき内容」と批判、「悲惨な沖縄戦を体験し、広大な米軍基地を抱えるこの沖縄で女性たちが憲法、とりわけ9条を守るという1点で声を上げるときではないか」と訴えている。
 呼びかけ人代表の真境名さんは「子をもつ母親にしかわからない気持ちがある。子どもの命を母親が守らないで誰が守るのか。沖縄の母親に呼びかけたい」と声を詰まらせながら語った。
 同会ではすでに発足している「ネットワーク9条の会沖縄」とも連携するほか、女性の視点から憲法についての学習会、意見広告などの活動に取り組んでいくことにしている。結成総会では北島さんによる9条の方言朗読も予定している。

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