パレスチナ選挙、ハマスが過半数を獲得

ハマス=テロ集団という図式で見ているだけでは、パレスチナ問題の解決は不可能。ハマス自身も、議会選挙への参加をきっかけに、武装闘争一本槍からの変化を望みたい。

しかし何より求められるのは、イスラエルが武力による占領政策をやめること。ハマスの“勝利”は、そうしたイスラエルの強硬路線が招いたものだと思うのですが。

ハマスが勝利宣言、内閣が総退陣 パレスチナ選挙(CNN)

ハマスが勝利宣言、内閣が総退陣 パレスチナ選挙
[2006.01.26 Web posted at:20:05 JST – CNN/REUTERS/AP]

 ヨルダン川西岸ラマラ(パレスチナ自治区)――25日投開票のパレスチナ評議会(議会に相当、132議席)選挙で、イスラエルとの武装闘争を宣言するイスラム強硬派組織ハマスは26日、「勝利宣言」を行った。イスラエルや米国は、ハマス主導の政権を相手にしないと公言しており、停滞するイスラエルとの和平交渉は一気に崩壊しかねない様相ともなってきた。
 最終開票結果の発表は26日中に予想されている。しかし、パレスチナ自治政府の与党で、パレスチナ解放機構(PLO)の最大会派、ファタハは「敗北」を認めた。ハマスが過半数を獲得した、との見方や、合計で約70議席を獲得したとの情報もある。
 AP通信によると、選挙管理委員会当局者は、比例代表を除き、選挙区のほとんどの議席をハマスが奪った、と述べた。全議席の半分は比例代表で決まる。ファタハ幹部は、ハマスの躍進を「津波のようだった」と形容した。
 米国は、ハマスを「テロ組織」に指定している。
 クレイ首相は26日、辞表を提出、全閣僚も退任する、と述べた。「有権者の選択を尊重する。(自治政府の)アッバス議長はハマスに新政府の発足を求めるべきだ」と述べた。議会の最大会派に政権発足を委ねることが法で定められている。ファタハのアッバス議長は約1年前に選ばれている。
 ロイター通信によると、アッバス議長は、イスラエルとの和平交渉の路線が拒否された場合、議長を辞任することも示唆している。
 ハマス指導者のマフムード・ザハル氏は選挙前、勝利したとしても、単独政権の樹立ではなく、ファタハとの連立政権を目指したいと述べている。
 投票後の出口調査では、ファタハの獲得議席は全体の46.4%(63議席)、初の政権参加を狙ったハマスは39.8%(58議席)との予想が出ていた。

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