WBC、日本が決勝進出

WBC準決勝で、日本が6-0で韓国を下し、決勝へ進出。何はともあれ、おめでとう。

今回の記事をみていて初めて知ったことは、大リーグで活躍する韓国人選手がたくさんいるということ、そして韓国プロ野球はすっかり実力をつけたということ。これからは、韓国プロ野球にももっと目を向けないといけないだろう。

絶望視から決戦へ、王監督興奮…ソウルため息:WBC(読売新聞)

絶望視から決戦へ、王監督興奮…ソウルため息
[2006年3月19日22時2分 読売新聞]

 王ジャパンが世界一へ王手――。米サンディエゴで18日(日本時間19日)に行われた野球の国・地域別対抗戦「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」の準決勝で、日本は3度目の対戦にして宿敵・韓国を下した。
 4強入りが絶望視された状況から、はい上がって臨んだ一戦。エースの好投と、均衡を破る本塁打が頂上決戦へと導いた。スタンドのあちこちで日の丸が振られ、選手たちは抱き合って喜んだ。国内で見守ったファンも勝利に酔いしれた。
 9回裏、韓国の攻撃。好投した巨人・上原浩治投手ら日本選手たちは、ベンチから身を乗り出してその瞬間を待った。
 最後の打者が空振り三振に倒れると、小走りでマウンドに近づき、抱き合ったり、ハイタッチを交わしたり。三度対戦したライバルを倒しての決勝進出に、万歳を繰り返すスタンドの日本人応援団に向け、笑顔で手を振って応えた。
 「自分の野球史に新たな1ページを作った」。試合後、インタビューに答える王貞治監督の口調も、いつになく興奮していた。
 会場のペトコ・パークでは、降りしきる雨のなか、米国在住邦人や日本から駆けつけた野球ファンが声をからした。地元在住の日本企業駐在員、佐藤努さん(32)は、韓国への雪辱を期して「3度目の正直」と大きく書いた紙を掲げた。「準決勝進出もあきらめていたのに、本当によくやってくれた」と感無量の様子。
 ベスト4決定後に米国行き航空券を買った東京都港区の設計業宮崎亮さん(39)は、「今日の日本は魂がこもっていた。世界一になって日本のすごさを知らしめてもらいたい」と興奮気味に話した。
 球場は約4万人で埋め尽くされたが、半数以上がロサンゼルスなど周辺に住む韓国人や韓国系米国人とみられ、日本の応援をかき消すほどの大声援を送った。(サンディエゴ、古沢由紀子)
 一方、韓国では、各地の野球場などに臨時の応援会場が設けられ、大勢の市民が熱狂的な応援を繰り広げた。ソウル市役所前広場の特設会場には、チームカラーの青い帽子をかぶった1万人以上が集結、大型スクリーンの生中継に見入った。韓国の好機には「テーハンミング!(大韓民国)」の大合唱がわき起こったが、完封負けの結果に大きなため息が漏れた。「残念だが、韓国の実力を世界に認めさせた」と多くの市民はさばさばした表情だった。(ソウル、平野真一)

それにしても、1次予選で対決し、2次予選でも当たり、さらに準決勝でも対戦するというのは、試合の組み合わせとしていかがなものか。もとは、準決勝では、Aグループの1位とBグループの2位、Bグループの1位とAグループの2位というふうにタスキがけになるはずだったのが、Bグループのアメリカに有利になるようにとA、B各グループの1位対2位になったという話もある。審判の問題といい、ワールド・ベースボール・クラシックという名前にふさわしい運営を望みたい。

【WBCコラム】世にも珍しい試合方式で消えた優勝(朝鮮日報)

【WBCコラム】世にも珍しい試合方式で消えた優勝

 三球三振させられなかったせいで、すごすごと帰り支度をしなければならないのか。2ストライク1ボールならまだ投手が優位だ。それなのにサヨナラホームランを打たれたかのような気分なのが悔しい。
 哀惜の念に耐えられない。いや、張り裂けんばかりの憤りさえ感じる。6試合勝って、たった一度負けただけなのに。口惜しさを胸にしまい、WBC韓国代表チームが見せてくれたこれまでの苦労に拍手を送りたい。
 アメリカが主導した今回のWBC。世にも珍しい試合方式のせいで韓国は最大の犠牲者となった。韓国は1次リーグ(アジアラウンド)で日本に3?2で勝った。ベスト8に入った2次リーグでもう一度戦って2?1で勝利した。韓国の2次リーグ成績は3勝。1組の1位として準決勝に進出。一方、日本は1勝2敗で脱落が予想されたが、2次リーグ最終日に米国がメキシコに敗れる波乱があり最小失点の原則によって漁利の利で準決勝に上がった。
 ほとんどすべての国際大会では組を2つに分けて進行し、ベスト4が決まったらクロストーナメントで決勝に進む2チームを決める。しかし大会初めての年に無理に欲を出した米国は、同じ組のチーム同士を再び準決勝で戦わせる日程を採択した。2組の最強チーム、ドミニカ共和国に決勝戦まで会わなくて済むように、という意図以外に説明のしようがない。
 その結果、韓国は準決勝で日本とまた戦うことになった。1つの大会で同じチームと3度も戦うという、失笑するしかないようなことになった。すでに2度勝った韓国だ。もう1度勝ってあたりまえ、負ければ脱落という滑稽なプレッシャーを抱えて3度目の対日本戦を行った代表チーム。
 日本は韓国よりプロ野球の歴史が50年も長い。高校だけで約4700チームもある日本と、50前後しかない韓国では、基本的な資源からして相手にならない。だから客観的な戦力に優れた日本に2度連続で勝ったことさえも奇跡のような出来事だった。
 奇跡は3度はやって来なかった。2次リーグ以後2勝2敗の日本が決勝でキューバと試合をすることになった。欲をかいた米国はベスト4にも上がれずに恥をかき、大会最大の波乱を巻き起こして興行を引っ張った韓国は悔しいことに帰り仕度をする羽目になった。WBCの制度的な矛盾が韓国野球100年史の快挙の足を引っ張ったことになる。それでも幸いなことは、韓国野球の隠れた底力は今や全世界から認められたのだ。(キム・ナムヒョン特派員/『スポーツ朝鮮』)

Similar Articles:

  1. blog::青年の発達と未来を考える - trackback on 2006/03/24 at 07:25:38

Leave a Comment

NOTE - You can use these HTML tags and attributes:
<a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong> <img localsrc="" alt="">

Trackbacks and Pingbacks: