今週の「九条の会」(6月11日まで)

全国各地の「九条の会」の活動を、インターネットから拾いました。今週は10日(土)に、「九条の会」の初めての全国交流集会が開かれ、全国の「九条の会」が5000を超えたことが発表されました。

九条の会:北九州・八幡東区にも発足/福岡
[毎日新聞 6月11日15時1分更新]

 「憲法九条を守る八幡東区の会」の発会総会が10日、同区平野の九州国際大であり約80人が参加した。今後、区民の過半数を目標に、国会請願署名に取り組む活動方針などを採択した。
 この日は、黒崎合同法律事務所の安部千春弁護士が「憲法改悪のねらい」と題して記念講演。安部弁護士は「自衛隊の行動を規制するため憲法に書き込むべきだとの主張があるが、国民世論で規制すべきであり法律で規制は出来ない」と強調。「9条は世界で大変尊敬されているが、14条にうたわれた『男女平等』が示すように、憲法はいわば理想。実現のためには不断の努力が必要だ」と、社会に浸透させることの重要性を訴えた。
 この他、税理士の石井方子さん(75)を事務局長とするなどの役員案と「思想・信条・立場の違いを超えて手をつなぎ、憲法を守る流れを広げよう」という区民への呼びかけ案を採択した。
 北九州市内では、門司区や戸畑区などで「九条の会」が出来ている。〔北九州版〕

子どもたちに平和を 釜石で母親大会
[岩手日報 2006年6月11日]

 第52回県母親大会(同実行委主催)は11日、釜石市大町の市民文化会館を主会場に開かれた。
 県内各地から約1200人が参加。観光船はまゆりでの釜石湾平和散策のほか、14分科会で子育てや女性の就労などについて意見交換した。
 全体会では、九条の会事務局長の小森陽一東京大教授が「子どもたちに たしかな平和を手渡すために」と題して講演。「自衛という名においても戦争をしてはいけないと憲法九条は世界に対して警告している。子どもたちに戦争のある時代を残してはいけない」と訴えた。
 全体会終了後、参加者は同会館から同市鈴子町のJR釜石駅までパレードした。

憲法「九条の会」が初の全国集会
[TBS News-i 2006年6月10日18:19]

 国民投票法案の国会提出など憲法改正に向けた動きが活発化する中、憲法九条を守ろうと学者や文化人を中心に結成された「九条の会」が初めての全国集会を開きました。
 「最近、憲法九条を中心として分かれ道にさしかかっていると思うんですね。(九条を)改定する側が議会では圧倒的多数、しかし、国民の中では(九条改定側は)圧倒的多数ではない」(評論家 加藤周一さん)
 当初、著名な9人の呼びかけで発足した「九条の会」ですが、この2年間で急速に各地に広まり、現在、5000グループ以上が活動しています。
 初の全国集会では、在日アメリカ軍再編やイラクへの自衛隊派遣など、「九条」と現実のギャップが広がっているとして、教育の現場などから矛盾を指摘する切実な声が寄せられました。
 「沖縄の場合には、私の年齢でも、人生の途中からようやく人権が守られた。どうして憲法にこんなに情熱を燃やしてないんだろうというのが不思議」(大学人九条の会 高良鉄美さん)
 「モノが言いづらい、言いにくくなっているという状況があります。これがもしかしたら『戦争への道』というものなのだろうかと」(府立高校九条の会 長尾ゆりさん)
 国会では、「憲法改正手続きを定める」国民投票法案が審議入りしたばかりですが、ある市では、有権者の過半数を超える「九条を守れ」の署名を集めた会もあります。
 「やっぱり国民投票、国民の側でしかこれを防ぐ方法はないなと」(とさしみず九条の会 沖屋 満 さん)
 会場には、呼びかけ人の一人で、自民党内でリベラル派として知られた三木武夫元首相の夫人・睦子さんの姿もありました。
 「あえて(憲法改正を)阻止するために(自民党に)入っているんだということを、彼(故・三木元首相)は言っていました。『憲法改正をなんとかして阻止しないといけないと思うから』と言ってましたね」(三木睦子さん) (ページ更新時間:2006年06月10日(土) 20時06分)

映画愛好家ら「九条の会」設立 来月末、初の上映会 函館
[北海道新聞 2006/06/09 14:20]

 憲法第9条を堅持し、平和を守ることを訴える函館近郊の映画愛好家らが「映画大好き九条の会」を設立した。映画を通して9条を守る意義や戦争の悲惨さを広く知ってもらうのが目的で、7月末に初の上映会を開く。
 同会は七飯町内で平和を訴える映画の上映会を開く「ピースシアターin七飯」代表の板谷順治さんが中心となり、「戦争の理不尽さを描く映画を見る機会を多く提供しよう」と、5月中旬に設立された。
 メンバーは、同町や函館市の「九条の会」に参加するなど、平和活動に関心を持つ映画愛好家9人。
 7月25日に函館芸術ホールで開く最初の上映会は、ドキュメンタリー映画「Marines Go Home(マリーンズ・ゴー・ホーム)」(藤本幸久監督、2005年)を上映する。自衛隊矢臼別演習場(根室管内別海町)の撤去や沖縄県名護市辺野古(へのこ)の米軍基地建設阻止を目指し、活動する人々を追った作品だ。
 同会の橋本和幸代表は「映画の意図が正確に伝わるよう、解説書を用意するなど工夫しながら、上映会を多く開いていきたい」と話している。
 7月の上映会では正午、午後3時、同6時40分からの3回に分けて上映する。大人1000円(当日券1200円)、高校生以下500円。
 上映会、同会加入の問い合わせは事務局の板谷さんへ。(渡辺淳一郎)

農林水産「9条の会」が全国のつどい開く(5/28)
[農業協同組合新聞 2006年6月5日]

 憲法9条を中心に改憲しようという動きを阻止しようと、農林水産関係者が各地で立ち上げた「農林水産9条の会」が発足1周年を記念して全国のつどいを5月28日に開いた。
 同会は、思想、信条、党派の違いを超え、憲法9条改正に反対するという一点で集まることを呼びかけており、賛同者はこれまでに700名を超え各地での会結成も行われている。この日は東北から九州まで約100人が参加した。
 つどいでは、暉峻衆三元東京教育大学教授が記念講演し、出征体験と被爆地広島の惨状などについて語った。「戦争は人間性をずたずたに破壊する地獄の世界。再び起こしてはならない」と強調し、同時に戦争体験を語り書き記すことが大事で「沈黙と封印は改憲勢力の思うつぼ」と話した。
 とくに今回の改憲の動きが日本の食料自給率の低さと海外依存の強さとを関連させ、自由貿易を守り海外輸送の安全を確保する必要がある、といった理由づけをして9条改正が考えれていると指摘。こうした改憲の動きを抑えるためにも食料自給率向上とWTOルールの改定などを要求する運動を強めることや、消費者・市民との連携で農業や地域を守ることも一層重要になるなどと話した。
 参加者には農協関係者、農水省OBなども。農協の総会で憲法9条を守ろうと決議した事例や、地域農業と平和を守ろうと訴える幟を田んぼに立てた田植えを行い、地元メディアにも取り上げられ注目されている例などが報告された。
 国民投票法案が国会に提出され運動の急速な発展が求められていることから、同会では年内に賛同者1500名を目標にするなど広く参加を呼びかけていく。

憲法と沖縄を考える:外務省の“密約”問題を問う―あす、大阪集会
[毎日新聞 2006年6月2日]

◇元本紙記者・西山さんら迎え

 外務省の「密約」問題でテーマに日本の安全保障やジャーナリズムのあり方を問う「憲法と沖縄を考える」大阪集会が3日午後1時半から中央区森之宮中央1、アピオ大阪で開かれる。
 マスコミ九条の会・大阪、関西マスコミ九条の会が主催で、西山太吉さん(元毎日新聞記者)と土江真樹子さん(元琉球朝日放送ディレクター)が語る。
 西山さんは72年、沖縄返還の際、協定上でアメリカが負担すると明記された原状回復補償費を実際は日本政府が支払ったとする「密約」を示す外務省機密文書を入手し、国会で政府を追及したが、西山記者と外務省事務官は機密漏洩罪で逮捕・起訴され、有罪判決を受けた。
 日本政府は今も「密約」を否定しているが、当事者の外務省の吉野文六・元アメリカ局長が「密約」の存在を認め、米国政府も「密約」の公文書を公開している。西山さんは国家賠償請求訴訟を起こしている。
 資料代は1000円(学生500円)。問い合わせはマスコミ九条の会・大阪の西山さん。

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