本当に国内消費は堅調なのか?

今年1?3月期のGDPの2次速報値が発表され、実質成長率が年率換算で3.1%へと1.2ポイント上向きに修正されました。これは主には民間設備投資が3.1%増(速報値1.4%増)と大きく伸びたことによるものですが、個人消費も0.5%増(速報値0.4%増)と「堅調」に推移しているということになります。

しかし他方で、5月の消費者の購買意欲を示す消費者態度指数は0.2ポイント減少で、50を割り込み、「横ばい」に。4月の家計消費調査でも、勤労者世帯の消費支出は4カ月連続で前年比マイナスになっていました。また、企業物価指数(むかしの卸売物価指数)は、原油高などを反映して、前年同月比で3.3%と、25年ぶりの大幅上昇。これらをみていると、個人消費は「堅調」とは言ってられない事態です。

GDP年率3.1%に上方修正 1?3月期(朝日新聞)
1?3月期実質GDP改定値、年率3.1%増―速報値は1.9%増(NIKKEI NET)
5月の消費者態度指数50%割れ、基調「横ばい」に下方修正(日経新聞)
5月の企業物価3.3%上昇・25年ぶり伸び率(日経新聞)
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