今週の「九条の会」(6月24日まで)

全国各地の「九条の会」の活動を、インターネットを流れるニュースの中から拾い集めました。

平和が守る文化 戦争放棄の意義など確認 福島県九条の会
[河北新報 2006年06月24日土曜日]

 平和憲法の改正に反対する「福島県九条の会」の発足1周年を記念する講演会が24日、福島市であった。作家の沢地久枝さんを講師に迎え、県内各地から約2000人が参加。戦争放棄と戦力の不保持を明記する九条の意義を確認し合った。
 寺の副住職ら各界の4人が平和への思いを発表。伊達市霊山町のかやぶき職人、大橋百合子さん(28)は、中部太平洋・マーシャル諸島での核実験問題を契機に、核兵器について考えるようになった経験を披露。「文化も伝統も平和だから守れる。何かをしなければならない」と訴えた。
 全国の「九条の会」の呼び掛け人を務める沢地さんは「戦争ができる軍隊を持つ、悪い意味での普通の国になる道が開かれつつある」と改憲の動きに危機感を示した。
 県内の「九条の会」は設立準備中も含め約70団体。「県九条の会」代表の吉原泰助・元福島大学長は「時代に流され重大な事態に気付かないのは大変なことだ。会をもっと増やす必要がある」と話している。
 「九条の会」は作家の井上ひさしさんや大江健三郎さんらが2004年6月に結成。趣旨に賛同する人たちが各地で地域版の会を設立しており、全国で5000団体以上に上るという。

九条の会:奈良市あやめ池・学園南地区で、あす設立/奈良
[毎日新聞 2006年6月24日]

 奈良市あやめ池・学園南地区の住民らを中心に、憲法改正に反対する「あやめ池学園南 九条の会」が設立されることになり、25日午後1時半、奈良市学園南3の市西部会館で「結成のつどい」が開かれる。入場無料。
 「九条の会」は、作家の大江健三郎さんらが呼びかけ、04年に発足した。それ以来、全国津々浦々にミニ版「九条の会」が誕生している。あやめ池・学園南の地域でも、今年3月から準備、約70人を超える賛同者が集まった。
 当日は記念講演があり、奈良市傷痍軍人会の足立武男副会長が「ルソン島戦を語る」▽奈良教育大の今正秀・助教授が「憲法の心」と題し話す。世話人代表の吉川好胤さんは「地域の1軒1軒に語りかけ、草の根で憲法を守り育てたい」と意欲を燃やす。
 地元以外からの参加も自由。問い合わせは事務局の太田さん。【青木絵美】

鳥取市9条の会:来月16日に結成、会員募集/鳥取
[毎日新聞 6月24日16時0分更新]

 政界を中心に改憲論議が進む中、憲法を守る活動を進めようと、鳥取市民らが「鳥取市9条の会」(上田務代表)を結成し、7月16日に記念の集いを開く。県歯科医師会名誉会長も務める上田代表は「あらゆる政党にかかわらず、自由な市民の集いにしたい」と会員の募集を呼び掛けている。
 同会は、04年6月に劇作家・井上ひさし氏ら9人で発足した「9条の会」に応え、鳥取市内の医師や元中学・高校教諭、会社員らが結集。憲法9条を守るとの一点で、改憲反対運動を行う。現時点で40代以上の市民約50人が集まっている。
 結成の集いは7月16日午後1時半から、県民文化会館で開催。「憲法改定の問題点と今後の課題」と題して中村英樹・鳥取大地域学部講師(憲法)が記念講演し、上田代表ら3人が戦争体験を講演する。問い合わせは事務局長の八木俊彦・鳥取大教授。【山下貴史】

九条の会徳島:米人監督撮影の映画「日本国憲法」、来月2日に上映会/徳島
[毎日新聞 6月23日18時4分更新]

 ◇有識者らにインタビュー
 憲法9条の維持などを訴える市民団体「九条の会徳島」は米国人映画監督、ジャン・ユンカーマンさん撮影の映画「日本国憲法」を、7月2日午後1時半から、徳島市北田宮1の県教育会館大ホールで上映する。
 戦争放棄をうたうなど、世界的にも貴重な憲法について、数多くの有識者らにインタビューした内容。上映後に午後3時ごろから、ユンカーマン監督による講演会も計画されている。無料。
 「日本国憲法」(78分)は05年制作。GHQで日本国憲法草案作成に携わったベアテ・シロタ・ゴードンさんの他、米の歴史家、ジョン・ダワー氏、社会学者の日高六郎氏、シリアの民主活動家、ミシェール・キーロ氏、中国の作家、班忠義氏、韓国の歴史研究家、姜萬吉氏らがインタビューに答える。
 上映計画は「九条の会徳島」の呼びかけ人の1人で元参院議員の乾晴美さんや同会事務局長の中嶋信・徳島大教授が20日、県庁で記者会見して説明した。乾さんは「非常に分かりやすい内容であり、ぜひ見て欲しい」と来場を呼びかけている。【植松晃一】

貴重なアンティーク、古民家と蔵が会場/弘前千年九条の会 来場者と交流
[陸奥新報 2006年6月20日付]

 弘前市の市民団体「千年学区九条の会」が主催する古民家フェスティバルが18日、同会代表で同市小栗山の高橋孝さん(63)方で開かれ、来場者が戦前の柱時計や古人形などの貴重なアンティークを目にしながら、相互の親ぼくを深めた。
 フェスティバルは、古物収集歴38年の高橋さんが、懐かしいコレクションの数々を会員と地域の人々に楽しんでもらおうと初めて企画し、同会の活動PRも目的とした。
 会場の古民家と蔵には、戦前の物を中心とする柱時計43台、市松人形をはじめとする人形約130体のほか、故福士文知元弘前市長の愛車だったメルセデス・ベンツや大正時代初期の蓄音機なども展示され、来場者の興味を引いた。
 中には、旧日本陸軍の38式歩兵銃など戦時色の濃い品々も紹介。銃身が抜かれた銃を手にした来場者の一人は、「こんなに重い物を持って戦ったのか」と驚いた様子で話した。高橋さんは「収集は自分のライフワーク。これからも続けていく」としている。

九条の会清原の結成記念集会 小森陽一氏が講演
[下野新聞 2006年6月19日付]

 【宇都宮】憲法九条を守る活動を展開する「九条の会・清原」の結成記念集会が十七日、清原工業団地管理センターで開かれた
 思想や信条、宗教の違いを超えて憲法九条を守り抜こうと全国各地で結成が相次ぐ「九条の会」の一つ。同清原事務局によると、現在全国で五千を超える団体が活動。県内では益子などで結成しているが、地域単位での発足は初めてという。
 呼び掛け人十五人で三日に結成総会を開き、当面の活動として署名活動や会員増などに取り組むことを決めた。事務局の菱沼洋一さんは「九条を守るためこれから具体的に活動していきたい」と話している。
 約百人が出席した結成記念集会では、小森陽一東京大教授が「守りたい・生かしたい、憲法・教育基本法」をテーマに講演。小森教授は自民党の新憲法草案に対する狙いと本質などを解説した。このほか会場では文化行事として箏曲が披露された。
 問い合わせは同清原事務局菱沼さんへ。

青年九条の会 金沢で「ピースモザイク」
[asahi.com 2006年06月19日]

◇9条 もっと関心を◇
 憲法9条を守る活動をしている石川青年九条の会「9ピース」が18日、若者が多い金沢市竪町通りで、1センチ角の折り紙を通行人に渡し、それを並べてはり付けてもらうことで「9」の文字の形のモザイク画を完成させる「ピースモザイク」をした。
 「9ピース」は医療現場で働く職員、保育士、学生らでつくる団体。自分たちと同じ若い世代に、平和や憲法9条に関心を持ってもらおうと企画した。この日はメンバー6人がピースモザイクへの参加を呼びかけたり、9条を易しい言葉で説明したチラシを配ったりした。
 友達と服を買いに来て通りかかり、ピースモザイクに参加した、かほく市高松の大学生宮崎千穂さん(19)は「興味がなくて憲法9条を知らなかったけど、守った方がいいと思った」。9ピースのメンバー、金沢市鈴見台の団体職員近松耕平さん(27)は「インパクトがあるから人も集まるし、はってもらいながら話をすることもできるのでいい」と話した。

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