連邦最高裁から批判されたグアンタナモ軍事法廷

米連邦最高裁判所が、米軍グアンタナモ基地に収容されている外国人を裁くための軍事法廷を違法と判断。

米最高裁 テロ軍事法廷は違法(NHKニュース)

米最高裁 テロ軍事法廷は違法
[NHKニュース 6月30日 7時6分]

 アメリカ連邦最高裁判所は、ブッシュ政権がキューバのグアンタナモ基地に収容している外国人を裁くために設置した軍事法廷について、違法だとする判断を示し、ブッシュ大統領は、収容所の存続も含めて見直しを迫られることになりました。
 この軍事法廷は、アメリカ軍が国際テロ組織のメンバーとして拘束しグアンタナモ基地に収容している外国人を裁くために特別に設置したもので、アルカイダの指導者ビンラディン容疑者の運転手だったハムダン被告が軍事法廷は被告の権利を制限し、不当だとして訴えていました。
 これについて、連邦最高裁は29日、軍事法廷は、アメリカの国内法や戦争捕虜の取り扱いを定めたジュネーブ条約に違反しているという判断を示しました。これによって、ブッシュ政権は、グアンタナモ基地に収容している外国人をどう裁くか見直しを迫られることになりました。
 グアンタナモ基地の収容所をめぐっては、ヨーロッパなどで閉鎖を求める声が強まっており、今回の最高裁の判断によって司法手続きの開始がさらに遅れる見通しとなったことで、ブッシュ大統領は、収容所を長期的に存続させるのか、それとも閉鎖を検討するのか、新たな選択も迫られることになりました。これについてブッシュ大統領は29日、小泉総理大臣との共同会見で、「最高裁の判断を真剣に考慮し、議会とも相談したい」と述べただけで、今後の対応について明言するのを避けました。

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