のりのりヤルヴィ 日フィル第581回定期演奏会

日本フィルハーモニー交響楽団第581回定期演奏会 ネーメ・ヤルヴィ指揮 ショスタコーヴィチ:交響曲第5番「革命」他

木曜日、日本フィルハーモニー交響楽団の第581回定期演奏会でサントリーホールへ。プログラムは、以下のとおり。指揮は、日フィル客員主席指揮者のネーメ・ヤルヴィ。

 バーバー:弦楽のためのアダージョ
 グリーグ:4つの交響的舞曲
   ≪休憩≫
 ショスタコーヴィチ:交響曲第5番 ニ短調 “革命”

メインの「革命」は、この曲にしてはめずらしく、ドラマチックな演奏。それが押しつけがましく聞こえないところが、ヤルヴィの実力というところでしょうか。とくに印象に残ったのは、第3楽章。もともと「祈り」のイメージを含んだ楽章ですが、スターリンの専制支配の犠牲者にたいする深い“鎮魂”の思いが伝わってくるようでした。

ところで、意外に?よかったのは、1曲目のバーバーの「弦楽のためのアダージョ」です。初めて聴いた曲ですが、弦の響きのとても美しい曲でした。しかも日フィルの弦が、こんなにきれいに響いたのは久しぶり…なんていったら怒られそうですが、伸びやかな響きが印象的でした。

それにしても、この日のヤルヴィ氏はのりのりでした。(^_^;)

 まず最初に演奏が始まるとき、いきなりモーツァルトが流れてきました(「5つのコントルダンス第1曲」)。ありゃ?と思っていたら、ヤルヴィがお客さんの方を向いて、「何たらかんたら、アニバーサリー…」ということで、そっか、6月で日フィル創立50周年でしたねぇと納得した次第。で、「革命」が終わったあとも、アンコールを演奏。ふつう「革命」のような大きな曲をやったあとにアンコールなんてやらないものですが、演奏されたヴァイネルの「ディベルティメント」の第1楽章は、なかなか落ち着いた感じで、作品として陰影もあって、「革命」で高まった興奮をそっと落ち着かせてくれたように思いました。

【演奏会情報】
指揮:ネーメ・ヤルヴィ/演奏:日本フィルハーモニー交響楽団/コンサートマスター:扇谷泰朋/会場:サントリーホール/6月29日 午後7時開演

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  1. はろるど・わーど - trackback on 2006/07/02 at 23:32:55

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