日フィル第582回定期演奏会 ラヴェル:ダフニスとクロエ

日本フィルハーモニー交響楽団第582回定期演奏会

木曜日、サントリーホールで日本フィルハーモニー交響楽団の第582回定期演奏を聴いてきました。プログラムは以下のとおり。

  • 野平一郎:オーケストラのための《トリプティーク》<日本フィル・シリーズ第40作、世界初演>
  • ラヴェル:バレエ音楽《ダフニスとクロエ》全曲

指揮は、日フィル正指揮者の沼尻竜典氏、合唱は東京音楽大学。コンサートマスターは日フィル・ソロコンサートマスターの扇谷泰朋氏。

「ダフニスとクロエ」は、これまで組曲版は聴いたことがありますが、全曲版は初めて。プログラムノーツには、「全曲やって夜明けの場面になるのと、いきなり夜明けの場面から入ってくるのでは、印象が全然違う」という沼尻氏の言葉が紹介されています。ということで、はたしてどんなふうに違うのか、全曲版だと合唱が入るので、それがどんな雰囲気を醸し出すのか、それも楽しみでした。

で、聴いた印象は、第1部では、なんとなくここはダフニスの踊りだなと分かるところがあったりして、面白いなぁと思って聴いていましたが、バレエがないため、途中から、よく分からなくなってしまいました。(^_^;) それにしても、「ドルコンのグロテスクな踊り」のファゴットやホルンの音はなかなか面白い。そして、フルートの長??いソロ。あちこちに、魅力的な音楽が一杯でした。

あと第3部の、「蠱惑的なオーボエの響きで始まる」とプログラムでは紹介されていた「無言劇」。どこが「蠱惑的」なのか、よく分かりませんでした。(^_^;)

なんにせよ、mmm……とaaa……しかない合唱のみなさん、ご苦労さまでした。

1曲目の野平一郎さんの作品は、日フィルが創立期からやってきた邦人作品の委嘱作品シリーズの40作目。トリプティークというのは、いわゆる絵画の三幅対のことです。「音のかたち」「リズムの遊び」「色の隔たり」の3楽章で、音楽のもつさまざまな属性を浮かびあがらせた、とのこと。しかし、残念ながら、僕はこの手の音楽は苦手…。ということで、結局、「音楽のもつさまざまな属性」はよく分かりませんでした。(^_^;)

それに、この作品に先だっておこなわれた野平氏と沼尻氏のプレトーク。いまいち世間話的で、この作品の“仕掛け”がよく分かりませんでした。(^_^;)

それにしても、お客さんがめちゃくちゃ少ない。半分ほどと言いたいのですが、実際は4割ぐらいでしょうか。もともと日フィル木曜定期はお客さんが少ないのですが、先月も3分の1程度。空席でもチケットは売れてるのかも知れませんが、本当にこれで大丈夫なんでしょうか?

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