このムダづかいの責任は?

21億円をつぎ込んだにもかかわらず、2年間の利用者はわずか133件。ということで、旅券電子申請システムは廃止に。

申請1件あたり1600万円もかった計算です。このムダづかい、いったい誰が責任を取るんでしょう?

コスト高で“ダウン”、電子旅券申請を廃止へ…外務省(読売新聞)

コスト高で“ダウン”、電子旅券申請を廃止へ…外務省
[2006年8月26日19時15分 読売新聞]

 外務省は、インターネットを通じて旅券(パスポート)の申請ができる「旅券電子申請システム」を年内に廃止する。
 システム維持に多額の費用がかかる上、利用者が少なく、旅券1冊当たりの経費が約1600万円にも上っているためだ。政府は各種手続きの利便性を高めようと、インターネットで申請ができる電子政府構想を推進しているが、「コスト高」には勝てなかった形だ。
 旅券の電子申請システムは2004年3月から始まった。受け取りは通常の申請通り、都道府県庁などの窓口に出向く必要があるが、発給申請は自宅で24時間いつでも出来る。
 しかし、システムを導入したのは、岡山、宮城、茨城など12県にとどまっている。利用件数も2005年度末までの約2年間で133件しかない。
 一方、システムの維持経費もかさみ、05年度までに計21億3300万円を予算計上した。1件当たり3000?4000円の費用で済む通常の発給と比べ、4000倍以上の経費がかかっている計算だ。
 電子申請の利用が少ない背景には、「事前の準備が複雑」(外務省幹部)なことがあるようだ。申請するには、専用のソフトをパソコンに入れなければならず、住民基本台帳カードの情報をパソコンに読み込むための機器なども必要となる。戸籍謄本は別途、郵送しなければならないという。
 外務省は準備の簡素化も検討したが、妙案が見つからず、「今後も大幅な利用増は見込めず、予算の無駄遣いは続けられない」として、07年度予算概算要求に運営経費を盛り込まないことにした。

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